モルディブのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ エメラルドのラグーンと、礼拝の声と、満ちてくる潮
- 1 楽園の絵葉書
- 2 一日に五回の声
- 3 満ちてくる潮
- 4 五人の道連れ
- 5 読み進める前に
- 6 桟橋へ
第一章 「憧れのリゾート」だけでは、何も見えない
- 1 「あこがれのリゾート」を裏返す
- 2 「よく知らないインド洋の島」を裏返す
- 3 「楽園」を裏返す
- 4 三つの像の、その先に
- 5 揺れる政治という、もう一つの顔
第二章 モルディブの人々の一日を歩く
- 1 ファジュル――マレの朝
- 2 同じ朝、地方の島では
- 3 同じ朝、リゾートの島では
- 4 ズフル――昼の祈りと市場
- 5 アスル――午後のそれぞれの海
- 6 マグリブ――夕暮れの三つの世界
- 7 イシャー――夜が来て
第三章 マグロと、ヤシと、島の味
- 1 マスフニという、朝
- 2 なぜ、魚を干すのか
- 3 一本、また一本と、釣り上げる
- 4 「持続可能な漁」として
- 5 ガルディアという、透きとおったスープ
- 6 夜の、焼き魚と、ロシ
- 7 茶屋の、短い食べもの
- 8 米が来る前の、島の腹
- 9 ヤシの木、一本で
- 10 船で来るもの、島で採れるもの
- 11 リゾートの皿の上で
- 12 缶詰になって、世界へ
- 13 分け合う、ということ
- 14 変わっていく、島の味
第四章 仏教から、イスラムへ
- 1 島の記憶の、いちばん下の層
- 2 コウリ貝、海の造幣局
- 3 日本という、もう一つの鏡
- 4 改宗の物語――海の魔物とイスラムの旅人
- 5 スルタン国の八百年
- 6 ポルトガルの影、そして独立へ
第五章 リゾートと、島の暮らし
- 1 客が見る島と、国民が生きる島
- 2 送迎ボートのなかで
- 3 無人島に、楽園を造る
- 4 富は、どこへ流れるのか
- 5 境目に、生まれはじめた穴
- 6 日本の、二つの風景と重ねて
- 7 裁かないということ、そのむずかしさ
- 8 旅する者が、立てる境目に
第六章 一本釣りの、島
- 1 一本の竿で、カツオを
- 2 なぜ、網を使わないのか
- 3 日本の海と、つながっている
- 4 珊瑚礁という、もう一つの畑
- 5 島から島へ、船が結ぶ
- 6 竿を継ぐ者が、いなくなる
- 7 分けあう、ということ
- 8 海の一日を、祈りが区切る
- 9 旅する者が、島で見るもの
- 10 沈む、ということの手前で
第七章 世界有数に混み合う、首都
- 1 マレに生まれて
- 2 数字が語る、過密
- 3 低い島から、高い島へ
- 4 過密が、暮らしに与える圧力
- 5 狭さのなかの、活気
- 6 日本の街と、重ねて見る
- 7 海面上昇という、もう一つの重み
- 8 旅する者が、この島を歩くなら
第八章 サンゴが、白くなる
- 1 サンゴが、庭だった日々
- 2 サンゴが白くなる、そのしくみ
- 3 一九九八年、海が休む暇をなくした年
- 4 漁師が、海の変化を読む
- 5 島を守る、生きた壁
- 6 サンゴを植えるという仕事
- 7 二〇〇四年、海が戻ってきた日
- 8 沖縄と、モルディブをつなぐもの
第九章 海抜一メートルの、未来
- 1 海抜一メートルの国を、数字で見る
- 2 ばあちゃんが見てきた、海の変化
- 3 二〇〇四年、津波の記憶
- 4 沈むのを待たない国
- 5 世界に向けて、声を上げる
- 6 受け止め方は、一つではない
- 7 日本という、もう一つの島国
- 8 沈んでも、モルディブでありつづけるか
第十章 島を、支える女たち
- 1 男が不在のあいだ、島を回す人
- 2 ばあちゃんの手仕事、消えていく技
- 3 アミナの世代、変わる持ち場
- 4 婚姻のかたち、丈夫な網の目
- 5 手仕事に、もう一度光が当たる
- 6 信仰と、装いのあいだで
- 7 日本の記憶と、重なる後ろ姿
- 8 井戸の水が、しょっぱくなった
第十一章 沈む前に、何を築くか
- 1 「若い国」の数字と、その裏側
- 2 楽園で働くという仕事
- 3 出ていくか、残るか
- 4 声を上げてきた、この国の若者
- 5 信仰と、世界のあいだで
- 6 政治のすぐ下にある問い
- 7 日本の若者と、重さの違う不安
- 8 築くことを選んだ人たち
第十二章 ボドゥベルの太鼓と、イードの島
- 1 太鼓は、どこから来たのか
- 2 断食の月の、明けるとき
- 3 犠牲祭と、旅する祝い
- 4 独立を祝う日、共和を祝う日
- 5 人生の、節目の太鼓
- 6 日本の祭りと、島の祝いと
- 7 太鼓の鳴りやまない夜に
第十三章 マレの、外へ
- 1 潮で動く島の暮らし
- 2 命を分ける距離
- 3 集める、という声
- 4 島の数だけ、ちがう国
- 5 高さの違いという現実
- 6 知らなかった、自分の国
- 7 新しい風、届く島と届かぬ島
- 8 船が、みな帰るとき
第十四章 カツオと、サンゴと、気候の縁
- 1 カツオの一本釣り、その誇り
- 2 海が温まるということ
- 3 サンゴという海の森
- 4 白くなる海、育てる手
- 5 気候の縁、いちばん重たい問い
- 6 マレを守る壁
- 7 見えない縁、海の向こうへ
第十五章 海抜一メートルからの、問い
- 1 海抜一メートルという事実
- 2 「かわいそう」ではなく
- 3 島を守る、三つの道
- 4 その声は、何を求めているのか
- 5 距離を置く人々、慎重な問い
- 6 日本という、隣の部屋
- 7 沈まない、ということの意味
終章 満ちる潮の、向こうに
- 1 水面のすぐ下
- 2 日本とのつながり
- 3 五人の、いま
- 4 裁かずに置いた問い
- 5 日没のあとで
- 6 満ちる潮の、向こうに
実践編A はじめてのモルディブ旅行
- 1 旅の三つの舞台
- 2 小さな旅――リゾートに浸る
- 3 中くらいの旅――リゾートとローカルアイランド
- 4 大きな旅と島の移動
- 5 首都マレとフルマーレ
- 6 旅の備え
- 7 信仰と、旅人の心づかい
- 8 安全と、持ち込みの決まり
- 9 旅の終わりに
実践編B 暮らす・関わる
- 1 滞在のかたち
- 2 住まい――マレとフルマーレ
- 3 地方の島で暮らす
- 4 信仰のこと
- 5 関わる、働く――海をめぐる仕事
- 6 暮らしの手ざわり
- 7 人とのつき合い方
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと
- 3 通信と電気のこと
- 4 移動のこと
- 5 マナーのこと
- 6 海のこと
- 7 食事のこと
- 8 いつ行くか、季節のこと
- 9 みやげのこと
- 10 体と、もしものこと
- 11 心に留めておきたいこと
参照資料
奥付