ドミニカ共和国のリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ メレンゲの音と、野球のバットと、古い石畳
- 1 二つの「ドミニカ」
- 2 断片だけの像
- 3 五人の案内役
- 4 この国の骨組み
- 5 日本から思い浮かべる
- 6 決めつけないために
- 7 旅に出る前に
第一章 「カリブのリゾート」だけでは、何も見えない
- 1 ただの南国リゾートではない
- 2 新世界のはじまりの地
- 3 陽気なだけの国ではない
- 4 隣人ハイチとのこと
- 5 野球が強い国の、光と影
- 6 日本という鏡
- 7 一言で言い切らないために
第二章 ドミニカの人々の一日を歩く
- 1 朝──鐘と、コーヒーと、祈り
- 2 市場──国旗色の野菜と、値切りの声
- 3 昼──サトウキビ畑の、まっすぐな緑
- 4 午後──バットの音と、土のグラウンド
- 5 夕方──涼しい風と、家族の食卓
- 6 夜──メレンゲが、街を回す
- 7 日本から見ると──静かな国と、鳴り響く国
- 8 「ドミニカはこうだ」と言う前に
- 9 旅する人へ──一日の歩き方
第三章 米と豆の「国旗」と、甘い大地
- 1 ラ・バンデーラ――食卓の上の「国旗」
- 2 マングー――つぶした緑のバナナの、朝の味
- 3 サンコーチョ――みんなで囲む、具だくさんの煮込み
- 4 甘い大地――カカオとコーヒーの丘
- 5 トロピカルフルーツ――太陽を食べる
- 6 甘い豆のスープ――信仰と結びついた、季節の味
- 7 日本の食卓と、重ねてみる
- 8 「ドミニカの食卓はこうだ」と言う前に
- 9 旅の途中で――食卓に近づくために
第四章 最初の街、サントドミンゴ
- 1 いくつもの「最初」
- 2 はじまりの光と影
- 3 日本の古都と比べて
- 4 人によってちがう受け止め方
- 5 旧市街を歩くなら
- 6 夕暮れの石畳
第五章 語り継がれる、恐怖
- 1 三十一年という時間
- 2 三人の姉妹の名
- 3 一九三七年、国境の土地で
- 4 日本から考える
- 5 一つではない受け止め方
- 6 旅する人へ
第六章 メレンゲと、バチャータ
- 1 二拍子の、返事
- 2 どこから来た、このリズム
- 3 象徴になった音楽の、重い一章
- 4 切ない、もう一つの声――バチャータ
- 5 暮らしと、祝いと、慰めと
- 6 日本の、音と踊りを思う
- 7 決めつけないための、いくつかの但し書き
- 8 旅の人が、音楽に出会うとき
第七章 古い石畳と、新しい熱
- 1 街が目を覚ますまで
- 2 五百年を、石が覚えている
- 3 石と石のあいだで働く
- 4 海沿いの、風の通り道
- 5 週末が来ると
- 6 名を変えられた街のこと
- 7 日本の、古い都のこと
- 8 「首都だけが、この国じゃない」
- 9 石畳の街を、歩くなら
第八章 なぜ、これほど多くの野球選手を送るのか
- 1 グローブの匂い
- 2 台所の、祈りと不安
- 3 なぜ、この国なのか
- 4 ブスコンという存在
- 5 影──届かなかった、多くの手
- 6 日本の野球と、重ねてみる
- 7 原っぱと、アカデミーと
第九章 境界線の、痛み
- 1 一つの島に、二つの国
- 2 東と西が、からみあう
- 3 一九三七年のこと
- 4 暮らしの差と、働きに来る人々
- 5 国籍をめぐる問い
- 6 隣人の顔
- 7 日本から見ると
- 8 旅の途中で
第十章 守護聖母と、母たち
- 1 台所と、市場の、小さな商い
- 2 至高の恵みの聖母
- 3 語り継ぐということ──憎しみではなく、誇りとして
- 4 日本の、母たちと重ねて
- 5 「母たちはこうだ」と言いきらないために
- 6 旅の途中で──母たちの手に出会う
第十一章 残る者、渡る者
- 1 「行く」でも「残る」でもなく、その両方を生きる
- 2 数字がそっと教えること──若い国、そして海の向こうの同胞
- 3 学ぶこと、そして踊る夢
- 4 フェリックス──バットと、その先にあるもの
- 5 日本の若者と、重ねてみる
- 6 「若者はこうだ」と、言い切らないために
- 7 旅する人へ──若さに出会う場所
第十二章 仮面と、太鼓と、祈り
- 1 悪魔が街を歩く二月
- 2 なぜ悪魔なのか──怖さと笑いの同居
- 3 一月の巡礼──守護聖母のもとへ
- 4 土の祝い──ドン・ラモン爺さんの太鼓
- 5 メレンゲの祭り──若者たちの熱
- 6 聖週間と、季節の巡り
- 7 家族と、地域と、卓を囲むこと
- 8 日本の祭りと、鏡のように
- 9 反対側の視点──祝えない人、祝わない人
- 10 旅の途中で──祝祭に出会うということ
第十三章 首都の、外へ
- 1 シバオの谷と、第二の都市
- 2 涼しい高地
- 3 サマナ半島
- 4 サトウキビの町
- 5 国境の地
- 6 首都の外で見えたもの
- 7 地方を旅するなら
第十四章 野球と、汗の縁
- 1 海を渡ったバット
- 2 田中さんという、観察者
- 3 遠い国どうしの、静かな縁
- 4 「明るさと痛み」を、どう抱えるか
- 5 隣人と、どう向き合うか
- 6 反対側から見た、日本
- 7 旅の途中で、出会うかもしれないもの
- 8 汗の縁
第十五章 同じ島に、生きる
- 1 ろうそくの前で
- 2 広場の若い世代
- 3 白球を追う若者
- 4 世代をつなぐ音楽
- 5 この島の背骨
- 6 日本という鏡
- 7 境界線の反対側
- 8 旅の心づもり
終章 マレコンに、陽が落ちる
- 1 旅を振り返る
- 2 夕日と、問いの答え
- 3 五人の夕方
- 4 海に守られた国から
- 5 いつか、この島を訪ねたら
実践編A はじめてのドミニカ共和国旅行
- 1 短い旅――サントドミンゴ
- 2 中くらいの旅――海と半島
- 3 長い旅――谷と山と野球
- 4 季節と入国の手続き
- 5 移動・お金・言葉
- 6 宿と健康
- 7 治安と、国境地帯
- 8 重い記憶への敬意
実践編B 暮らす・関わる
- 1 滞在の仕組み
- 2 住まい
- 3 買い物と移動と言葉
- 4 食事・お金・健康
- 5 暮らしのリズムと付き合い方
- 6 重い話題との向き合い方
- 7 信仰と音楽
- 8 関わり方の入り口
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金と言葉
- 2 あいさつと教会
- 3 もてなし・音楽・野球
- 4 写真・健康・おみやげ
- 5 治安と国境
- 6 デリケートな話題
- 7 日本人として
参照資料
奥付