ウズベキスタンのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 青いタイルの光と、プロフの湯気と、バザールの声
- 1 プロフの湯気
- 2 バザールの声
- 3 海のあった場所
- 4 交易の道の上に
- 5 三つの「像」を裏返す
- 6 道づれの五人
- 7 もう一度、朝の広場へ
第一章 「旧ソ連のよく知らない国」だけでは、何も見えない
- 1 「スタンのどれか」という、空白
- 2 裏返し、その一──「よく知らない国」は、青い都を築いた国だった
- 3 裏返し、その二──「シルクロードの観光地」は、海を失った国だった
- 4 裏返し、その三──「独裁の国」は、扉を開けようとしている国だった
- 5 三つを、重ねて見る
第二章 ウズベキスタンの人々の一日を歩く
- 1 首都の朝──アジズの、コンクリートと画面の一日
- 2 青いタイルの街の朝──グルノザの、もてなしの一日
- 3 消えた海のそばの朝──ムラットの、塩と風の一日
- 4 見る者の朝──小林さんの、驚きつづける一日
- 5 夕方──それぞれのプロフの湯気
第三章 プロフと、ノンと、無限のもてなし
- 1 大鍋の前は、男の場所でもある
- 2 朝に食べる、祝いのプロフ
- 3 人参が、こんなにも主役になる
- 4 ノンは、床に置いてはいけない
- 5 バザールという、色と匂いの大伽藍
- 6 串の煙と、チャイの湯気
- 7 客は、天からの授かりもの
- 8 分け合う食卓が、教えるもの
第四章 シルクロードの、宝石
- 1 金の天井と、ティムールの野望
- 2 新しい青と、古い青
- 3 星をはかった王と、眠る王
- 4 壊せなかった、心の中の青
- 5 ブハラとヒヴァ、もうひとつの青
- 6 砂漠が育てた、知の巨人たち
- 7 民族と、世代と、青の見え方
- 8 いまも、人の手で作られる青
第五章 海が、砂漠になった
- 1 海と、二つの大河
- 2 綿花が、川の水を奪う
- 3 海が消えたあとに残ったもの
- 4 船の墓場に、いま立つ
- 5 日本にも、重なる記憶がある
- 6 綿花を、犯人にしない
- 7 戻らない海と、できること
- 8 海は、たしかにあった
第六章 塩の、大地に生きる
- 1 塩の湖、アラル海
- 2 なぜ、海は消えたのか
- 3 ムイナクの記憶
- 4 白い風と、水と、健康
- 5 世界に知られた悲劇
- 6 北で、戻った海
- 7 残るという選択
- 8 海の前からある文化
第七章 閉じた扉が、開いて
- 1 閉じていた頃
- 2 変化は、突然に
- 3 開国の記憶と、重ねて見る
- 4 権威主義の、名残
- 5 格差という、もう一つの影
- 6 開くことを、喜べない人もいる
- 7 旅する者の、手ざわり
- 8 小さな、気楽なやりとり
第八章 海まで、二つの国
- 1 海を知らない世代の視線
- 2 砂漠、オアシス、消えた海
- 3 シルクロードが生まれた理由
- 4 白い金と、一本の鉄路
- 5 一色ではない大地
- 6 まん中への回帰
- 7 鉄路で体感する地理
第九章 客は、天からの授かりもの
- 1 客をもてなす言い伝え
- 2 ダスタルハンという豊かさ
- 3 路地に暮らす、さまざまな民族
- 4 高麗人と、強制移住の記憶
- 5 持ち回りの助け合い、ガシュタク
- 6 柔らかいイスラムと、世俗の名残
- 7 夕暮れの宴と、プロフ
- 8 旅人への作法
第十章 絹と、細密画と、詩
- 1 絹と、絣(イカット)の手仕事
- 2 青が愛された理由
- 3 木を彫るという仕事
- 4 細密画という理想の世界
- 5 スザニに縫い込まれた祈り
- 6 詩と音楽、そしてソ連の時代
- 7 ティムールという拠りどころ
- 8 手仕事に出会う旅
第十一章 ソ連を知らず、開放期に大人になった世代
- 1 人口ピラミッドの、若い裾野
- 2 三つの言葉のあいだで
- 3 画面の向こうの、広い世界
- 4 学びの場が、増えていく
- 5 起業という、新しい道
- 6 留学、そして「出稼ぎ」という、もう一つの現実
- 7 彼女たちの、これから
- 8 日本の若者と、重ねてみる
- 9 希望と、課題と、そのあいだで
第十二章 ナウルーズと、結婚式と
- 1 太陽の暦の、いちばん古い祝い
- 2 タシケントの、新しいナウルーズ
- 3 掃き清め、許し、始める
- 4 何百人を招く、結婚式
- 5 喜びと、重荷のあいだ
- 6 トイは、一生に、いくつもある
- 7 春のバザール
- 8 ガップ──めぐる集い
- 9 六つの旋律──シャシュマコーム
- 10 手が語る、踊り
- 11 干上がった海の、そばの祝い
- 12 日本の、祝いと比べて
- 13 祭りを、旅先で味わうなら
- 14 五人の、それぞれの楽しみ
第十三章 タシケントの、外へ
- 1 青の、都
- 2 聖なる、古都
- 3 砂漠の、博物館
- 4 絹の、谷
- 5 山の、上の国
- 6 白い、綿の記憶
- 7 海の、跡へ
- 8 一つの国、いくつもの故郷
第十四章 シルクロードと、劇場と、縁
- 1 抑留の時代と、劇場の逸話
- 2 守られてきた、墓地
- 3 青の道、奈良への糸
- 4 近代の糸──綿と、開発協力
- 5 「親日」ということ
- 6 深まる、行き来
- 7 学び合うということ
- 8 訪ねるなら
第十五章 青は、あせない
- 1 青を、貼り直す人
- 2 誇りと、痛みと
- 3 開かれた、未来へ
- 4 塩の大地に、残る
- 5 台所に、支えられて
- 6 四人の声が、重なるとき
- 7 日本が、受け取れるもの
終章 海の記憶と、青い都と
- 1 旅の始まりの広場へ
- 2 誇りと、傷と、変化と
- 3 五人のその後
- 4 日本へ持ち帰る問い
- 5 遠い国を知るということ
- 6 塩の大地に立つ背中
- 7 翼の下の大地
実践編A はじめてのウズベキスタン旅行
- 1 まず、国の形をつかむ
- 2 入国は、ずいぶんやさしくなった
- 3 気候──行く「季節」を、まず決める
- 4 短い旅──青の中心だけを、深く
- 5 中くらいの旅──三つの都を、シルクロードのように
- 6 長い旅──砂漠の城塞、ヒヴァまで
- 7 関心があれば──干上がった海を、知る旅
- 8 バザールを、歩く楽しみ
- 9 移動、通信、お金──実際的なことを、少しだけ
- 10 言葉──二つの言葉が、混じり合う国
- 11 旅の支度──暑さと、乾きに備える
- 12 もてなしを、どう受けるか
- 13 治安と、心づもり
実践編B 暮らす・駐在・関わる
- 1 ビザと、在留という紙
- 2 住まいを、探す
- 3 街を、動く
- 4 暮らしの、手触り
- 5 季節と、家族と
- 6 言葉と、暮らしの潤滑油
- 7 医療と、もしものとき
- 8 コストと、お金の手ざわり
- 9 つながる──通信という命綱
- 10 治安と、日々の安心
- 11 何を、しに行くのか──仕事という縁
- 12 開かれた扉の、向こうに
- 13 暮らして、初めて見えるもの
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金と支払い
- 2 ことばと挨拶
- 3 もてなしと食卓の作法
- 4 信仰と装い
- 5 人との接し方
- 6 治安と備え
- 7 デリケートな話題と結びに
参照資料
奥付