トンガのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 日曜の讃美歌、カヴァの椀
- 1 日曜の朝の教会
- 2 ウムの食卓
- 3 島に残る人
- 4 カヴァの輪
- 5 星の下の歴史
- 6 穏やかなだけではない海
- 7 ふたたび眠る島
第一章 小さな王国という言葉の外
- 1 小さな王国という言い方
- 2 楽園リゾートという言い方
- 3 ラグビーの島という言い方
- 4 三つの裏側
- 5 時代の波
第二章 一日を歩く
- 1 朝の市場
- 2 昼の島
- 3 ウムの支度
- 4 待つあいだの歌
- 5 ウムを開ける
- 6 夕暮れの祈り
- 7 夜の島
第三章 ウムとタロの食卓
- 1 畑から、食卓へ
- 2 土を掘り、石を焼く
- 3 ルー――タロの葉の、やわらかな一皿
- 4 豚――特別な日の、真ん中にあるもの
- 5 海からの恵み――魚と、生の一皿
- 6 日曜の食卓――安息日と、家族の時間
- 7 祝いの日の、長い食卓
- 8 分け合うということ
- 9 ふだんの食卓と、変わりゆくもの
- 10 火が消えたあとに
第四章 アンガ・ファカトンガ
- 1 王を戴くということ
- 2 首長と、大家族カインガ
- 3 送金という、遠くからの糸
- 4 もてなしと、分かち合い
- 5 姉妹が高い、という秩序
- 6 若い世代の、ゆれ
- 7 決めつけない、ということ
第五章 植民地にならなかった王国
- 1 ばらばらの島々だったころ
- 2 タウファアハウという名の男
- 3 憲法という盾
- 4 保護領という、あいまいな距離
- 5 世界大戦のなかの、小さな王国
- 6 一九七〇年、保護の終わり
- 7 子どもたちに、どう伝わっていくか
- 8 誇りの、その先で
- 9 王宮の前の海
第六章 安息日の国
- 1 日曜の朝
- 2 キリスト教が伝わるまで
- 3 礼拝と歌
- 4 日曜の食事
- 5 外から来た人のとまどい
- 6 変わりつつある日曜
- 7 日曜だけではない信仰
- 8 日曜の夕暮れ
第七章 ラグビーと、海の向こう
- 1 海の向こうへ行く舟
- 2 季節ごとに渡る人
- 3 島に残る側
- 4 年長者の目
- 5 布でつながる
- 6 外から来た人の目
- 7 夕暮れの広場
第八章 珊瑚と火山の島々
- 1 珊瑚がつくった大地
- 2 火が押し上げた島
- 3 ハアパイ、低く連なる島々
- 4 ババウ、切り立つ入り江の島
- 5 クジラの訪れる海
- 6 潮を噴く岩
- 7 珊瑚礁という、生きた壁
- 8 ひとつの国の、ふたつの大地
第九章 王と首長と、大家族
- 1 王という頂
- 2 首長という結び目
- 3 カインガ――大きな家族
- 4 変わってゆくもの、変わらぬもの
- 5 秩序をめぐる、静かな問い
- 6 預かっているもの
第十章 樹皮布を打つ女たち
- 1 タパができるまで
- 2 ファインマットを編む
- 3 贈り物としての布
- 4 姉妹の敬意と、女たちの場
- 5 模様を浮かび上がらせる
- 6 海の向こうに持っていく技
- 7 畑から戻った年長者
- 8 ずっとつながっている布
第十一章 送金と、残る家族
- 1 海の彼方の家族
- 2 送るという行為の重さ
- 3 季節の労働と、往き来する体
- 4 お金が変わっていくもの
- 5 受け取る側の暮らし
- 6 電話の向こうの家族
- 7 送金がもたらすもの、奪うもの
- 8 災いの日と、海を越える手
- 9 外から来た者の目
- 10 アナの夕暮れ
第十二章 カヴァと詠唱と祝祭
- 1 カヴァの輪の作法
- 2 若い世代とカヴァ
- 3 ラカラカ
- 4 人の一生の節目
- 5 結婚の祝い
- 6 葬い
- 7 もてなしの根っこ
- 8 夜更けの輪
第十三章 もうひとつのトンガ
- 1 首都と、島々のあいだ
- 2 年長者と、若い世代
- 3 海を渡った人びと
- 4 信じ方も、ひとつではない
- 5 望む道も、ひとつではない
- 6 一枚岩ではない、ということ
第十四章 日本とトンガ
- 1 海の縁
- 2 港の朝
- 3 防災の縁
- 4 災害とともに生きる
- 5 ラグビーの縁
- 6 三つの縁と、送金
- 7 日本に暮らす私たちが学べること
- 8 夕暮れの港
第十五章 小さな王国の、これから
- 1 海が牙をむいた日
- 2 灰の下から
- 3 静かに迫るとされるもの
- 4 変わるものと、変わらないもの
- 5 若い民主主義のこと
- 6 海のかなたを見つめて
終章 ふたたび、日曜の讃美歌へ
- 1 型の下にあったもの
- 2 五人のその後
- 3 揺れる島の、これから
- 4 夕暮れのカヴァ
- 5 また日曜が来る
実践編A 旅と暮らしの手引き
- 1 三つの島のグループを、ざっくりつかむ
- 2 ヌクアロファを歩く
- 3 ババウの海と、鯨と同じ水にいるということ
- 4 安息日――日曜の、動かない一日
- 5 島で失礼にならないための、いくつかのこと
- 6 トンガ語の、ほんの一言
実践編B もっと知るために
- 1 歴史を、どこから読み始めるか
- 2 「植民地にならなかった」を、正しく持ち帰る
- 3 王制と首長制を、遅れとも理想とも決めつけない
- 4 アンガ・ファカトンガという、目に見えない骨組み
- 5 言葉という、いちばん近い入り口
- 6 数字と資料を、どう扱うか
- 7 誤解しやすい点を、いくつか並べておく
- 8 学びを、閉じないでおく
実践編C 日本から関わる
- 1 海でつながる
- 2 揺れる大地、押し寄せる波
- 3 グラウンドの上で
- 4 送金という糸、残る暮らし
- 5 太平洋の島から、学べること
- 6 関わり方の、いくつかの入り口
- 7 つながりの、その先へ
参照資料
奥付