グアテマラのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 火山の稜線と、市場の色彩と、マリンバの音
- 1 火山の連なりの、いくつもの顔
- 2 とうもろこしを打つ音
- 3 市場の色
- 4 マリンバの音
- 5 三つの薄い像
- 6 同じ土の底にある傷
- 7 五人の案内役
- 8 朝の中へ
第一章 「マヤ遺跡の国」だけでは、何も見えない
- 1 一つめ。「マヤ遺跡の国」──遺跡ではなく、いまを生きる人々の国
- 2 二つめ。「中米のよく知らない国」──色彩と言葉と市場の、驚くほど豊かな国
- 3 三つめ。「コーヒーの国」──その香りの底に、深い傷を抱える国
- 4 コーヒーの向こう側へ
第二章 グアテマラの人々の一日を歩く
- 1 夜が明けるまえ──とうもろこしを挽く音
- 2 都市の朝──渋滞とパンとコーヒー
- 3 外から来た目──中島さんの手帳
- 4 昼のあいだ──市場という宇宙
- 5 午後の陰──同じ国に、二つの現実
- 6 日が暮れて──それぞれの夜
第三章 トルティーヤと、神話の食
- 1 ミルパという畑
- 2 とうもろこしから造られた人
- 3 日本の米と、神話
- 4 豆と、唐辛子と、市場
- 5 食の民と、栄養不足
- 6 昼の食卓
第四章 遺跡でなく、いまを生きる文明
- 1 市場の端の、布の店
- 2 石の都市と、読めるようになった文字
- 3 「遅れた人々」という眼差し
- 4 二十を超える言葉
- 5 暦と、兄弟団と、市場
- 6 日本の「古代」と比べて
- 7 一つの物語にまとめないために
第五章 36年の、内戦
- 1 十年の春と、一九五四年
- 2 帰ってこない息子
- 3 焼かれた村
- 4 山へ逃げた日々
- 5 日本の戦争と、重ねて
- 6 沈黙を破った女性
- 7 記憶を掘り起こす
- 8 和平のあとも
第六章 アティトランの、朝もや
- 1 湖のほとりの畑
- 2 舟で渡る織り手
- 3 観光という稼ぎと危うさ
- 4 自分たちの手で売る
- 5 チチカステナンゴの市場
- 6 古都アンティグア
- 7 湖の水面の下に
- 8 日本の山湖と比べて
第七章 ウィピルの、模様
- 1 模様に込められた話
- 2 ごまかせない機
- 3 糸と色
- 4 傷の時代の模様
- 5 チチカステナンゴの布の一角
- 6 布の一生
- 7 隣にいる若者
- 8 老いた手と若い手
第八章 先住民と、ラディーノのあいだ
- 1 「ラディーノ」という言葉
- 2 貧しいラディーノの目から
- 3 口を開く前の「決めつけ」
- 4 五百年前に据えられた骨組み
- 5 日本の足もとを見る
- 6 単純な絵にしないために
- 7 市場の通路と、小さな橋
- 8 旅人にできる作法
第九章 アメリカを、目指して
- 1 北を思う理由
- 2 北への道
- 3 送金が建てる家
- 4 マヤの人々と、言葉の壁
- 5 日本もかつて送り出した
- 6 送り返された人、留まる人
- 7 夜明けの台所
第十章 市場を、織りなす女たち
- 1 市場を担う女たち
- 2 並ぶもの、握る現金
- 3 いなくなった家族
- 4 祈りと、日本の記憶
- 5 語りはじめた女たち
- 6 腰機と模様
- 7 「たくましい女性」の、その先
- 8 昼の市場と、次の世代
第十一章 残るか、北へ行くか、誇るか
- 1 北へ行くか、迷う若者
- 2 残された村の老人
- 3 言葉と誇りの復権
- 4 教育という希望と壁
- 5 日本の若者と重ねて
- 6 外から来た目
- 7 それぞれの明日
第十二章 凧と、聖週間と、死者の日
- 1 墓のない者への火
- 2 二つの層の信仰
- 3 一年をめぐる祭り
- 4 聖週間の花の絨毯
- 5 マシモンという像
- 6 祭りを離れる人たち
- 7 旅人の作法
第十三章 高地の、外へ
- 1 高さで分かれる国
- 2 ペテンの森とティカル
- 3 森を開く人々
- 4 霧のベラパス
- 5 カリブ海のガリフナ
- 6 太平洋岸の大農園
- 7 乾いた東部
- 8 首都の二つの顔
第十四章 コーヒーと、織物と、平和の縁
- 1 一杯の向こうにある、朝
- 2 フェアであること、の難しさ
- 3 織物という、もう一つの言葉
- 4 「かわいい」の、その先へ
- 5 平和の縁──傷に、どう関わるか
- 6 何を学ぶか、ではなく、どう並ぶか
第十五章 とうもろこしの民の、これから
- 1 誇りと、傷は、両立するか
- 2 忘れないこと。しかし、色を失わないこと
- 3 ロサリオの見ている、これから
- 4 カルロスの、もうひとつのこれから
- 5 とうもろこしの、時間
- 6 なぜ、遠い国のことを知るのか
- 7 火を、渡していく
終章 火山に、朝が昇る
- 1 ロサリオの機
- 2 カルロスの一歩
- 3 ドン・パブロの種
- 4 アバ・マヌエラの祈り
- 5 中島さんの一杯
- 6 数字のうしろにある顔
- 7 日本を映す鏡
- 8 三つの朝の顔
実践編A はじめてのグアテマラ旅行
- 1 いつ行くか、入国のこと
- 2 短い旅──アンティグア
- 3 中くらいの旅──湖と市場
- 4 長い旅──ティカルと、その先
- 5 治安とお金と移動
- 6 おみやげ、食、体、言葉
- 7 傷と移民に触れるとき
- 8 いちばん大切な持ち物
実践編B 暮らす・関わる
- 1 滞在のかたち──短く学ぶ、長く根を張る
- 2 暮らしのリズム──市場と、通貨と、時間
- 3 関わりの入口──コーヒー、織物、そして人
- 4 人との付き合い方──マヤと、ラディーノと
- 5 身の守り方──怖れず、侮らず
- 6 根を張るということ
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと
- 3 市場と写真のこと
- 4 祈りの場と、祭りのこと
- 5 マヤの村での作法
- 6 食卓と、飲み物のこと
- 7 健康と、体のこと
- 8 安全と、緊急のこと
- 9 デリケートな話題との、向き合い方
参照資料
奥付