スリランカのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 紅茶の香りと、お経と、インド洋の波
- 1 涙のしずくのかたちの島
- 2 波の音と、お経の声
- 3 津波と内戦
- 4 二枚の鏡
- 5 三つの像
- 6 五人の道づれ
- 7 旅のはじめに
第一章 「紅茶の楽園」だけでは、何も見えない
- 1 第一のイメージ 「紅茶と観光の楽園」
- 2 第二のイメージ 「内戦の国」
- 3 第三のイメージ 「インドの隣の島」
- 4 額縁の、外側
第二章 スリランカの人々の一日を歩く
- 1 夜明け──四つの目覚め
- 2 朝──祈りと、紅茶と、出勤
- 3 昼──市場と、働くこと
- 4 夕暮れ──帰る道、それぞれの
- 5 夜──同じ空の下で
第三章 ライス&カリーと、スパイスと、紅茶
- 1 一枚の皿に、いくつもの小宇宙──「ライス&カリー」
- 2 スパイスの島、シナモンの故郷
- 3 三つの民族の食が、同じ皿の上で
- 4 市場という、もう一つの台所
- 5 手で、食べるということ
- 6 果実と、王様のヤシの実
- 7 甘い、甘い、ミルクティー
- 8 鉄板を叩く音──夜の、屋台の食
- 9 分け合い、もてなす、という心
- 10 旅する人へ、少しだけ
第四章 二千年の、聖なる島
- 1 アヌラーダプラ、仏塔と菩提樹の都
- 2 仏教が伝わった物語
- 3 岩の宮殿、シギリヤ
- 4 ポロンナルワの黄金時代
- 5 分かれゆく王国、そしてキャンディの仏歯寺
- 6 聖なる山、四つの祈り
- 7 海のむこうからの人々
- 8 紅茶の島へ、そして独立の朝
第五章 美しい島の、長い傷
- 1 分断の種が、蒔かれた時代
- 2 一九八三年、暗い七月
- 3 終わらない戦争のなかで
- 4 紅茶畑に、落ちた影
- 5 北の土地から、聞こえる声
- 6 最後の海岸で
- 7 知らなかった、もう一つの物語
- 8 遠い島から、自分の国を見る
第六章 ジャフナの、再生
- 1 パルミラの光と、神々の島
- 2 行方不明、という言葉の重さ
- 3 傷は、一つの民族のものではない
- 4 ラージャン先生と、焼けた記憶
- 5 線路が、また、つながった日
- 6 戻る人と、離れる人、そして道半ばの和解
- 7 多数派であることに、気づかない私たち
第七章 二〇二二年の、行列
- 1 いくつもの、絡み合った糸
- 2 数字の向こうにある、暮らし
- 3 列に並ぶ、ということ
- 4 アラガラヤ、闘争の声
- 5 年老いた世代の見た、あの光景
- 6 官邸の門が、開いた日
- 7 山を越えることと、立ち直ること
- 8 遠い日本から、この島を見る
第八章 世界の紅茶を、支えて
- 1 紅茶が生まれた道
- 2 もう一つのタミルの物語
- 3 ニルシャの一日
- 4 支える手は、一つではない
- 5 香りが呼び寄せた五百年
- 6 もう一つの宝、象と自然
- 7 遠い糸でつながって
- 8 旅する者へ
第九章 仏と、神々と、モスクと
- 1 一つの島に、四つの祈り
- 2 海が、運んできた信仰
- 3 プリヤの、北の空の下で
- 4 カシュンの、混ざった街で
- 5 神々が、隣り合うところ
- 6 高地の、小さな祠
- 7 共存の、難しさのほうへ
- 8 日本の、多宗教という鏡
- 9 それでも、隣にいるということ
- 10 旅する人へ──祈りの場所での作法
第十章 「アーユボーワン」の、島
- 1 微笑みという、もてなし
- 2 慈しみが、日常に沁みるまで
- 3 笑いという、鍛えられた強さ
- 4 日本という、鏡
- 5 微笑みの、奥にあるもの
- 6 旅する人への、心得
- 7 湯気の向こうに
第十一章 分断を、知らない世代へ
- 1 プリヤという、もう一つの声
- 2 教育という、両刃の剣
- 3 二〇二二年、広場の記憶
- 4 日本の若者に、重ねてみる
- 5 記憶の世代が、託すもの
- 6 選択は、その手の中に
第十二章 ペラヘラと、クリケットの熱狂
- 1 象の行列が運ぶもの
- 2 四月、二つの正月が重なる
- 3 神々と、月と、断食と
- 4 そして、クリケット
- 5 一九九六年、島が一つになった日
- 6 一人の英雄が意味したこと
- 7 五人の、それぞれの休日
- 8 路地と、凧と、板の上のゲーム
- 9 楽しみの奥にも、影はある
- 10 旅する人へ
第十三章 コロンボの、外へ
- 1 山の古都──キャンディ
- 2 二千年の、石の島──アヌラーダプラとシギリヤ
- 3 雲の上の、紅茶畑──ヌワラエリヤ
- 4 南の海と、石の砦(とりで)──ゴール
- 5 北の土地──ジャフナ
- 6 東の海岸と、忘れられがちな土地
- 7 象の歩く、大地──国立公園
- 8 「ひとつのスリランカ」という幻
第十四章 紅茶と、津波と、仏縁と
- 1 紅茶という糸
- 2 仏教という糸
- 3 一九五一年、サンフランシスコの演説
- 4 津波という糸
- 5 開発協力という糸
- 6 学び合いという糸
- 7 旅人へ
第十五章 同じ島に、生きる
- 1 なぜ、傷つけ合ったのか
- 2 名もない優しさ
- 3 アッパ・ラトナの記憶
- 4 プリヤとカシュンの距離
- 5 こわばらないという意志
- 6 まだ、道半ば
- 7 分断を越える、という問い
- 8 菩提樹の根
終章 紅茶は、また香る
- 1 歩いてきた道
- 2 五人のいま
- 3 祭りの夜と、学校の朝
- 4 遠い島から日本を見る
- 5 高地の朝、ふたたび
実践編A はじめてのスリランカ旅行
- 1 まず、島の地理を頭に入れる
- 2 短い旅――島の入り口に、そっと立つ
- 3 中くらいの旅――島の背骨を、たどる
- 4 長い旅――島を、ぐるりと味わう
- 5 お金――現金と、カードと、心づけ
- 6 食べること――旅先の、ライス&カリー
- 7 気候――暑さと、モンスーンと付き合う
- 8 ビザ――入国の手続きは、事前に最新を
- 9 移動――のんびりの、鉄道とバスと車
- 10 通信――つながる手段を、早めに
- 11 健康――水と、日差しと、蚊に気をつける
- 12 経済危機のあと――いまの状況を、渡航前に確かめる
- 13 治安――全土に「十分注意」
- 14 荷物――薄着に、一枚の羽織りを
- 15 最後に――小さな島を、急がずに
実践編B 暮らす・駐在・関わる
- 1 ビザと在留――「まず、ここに居られるかどうか」
- 2 住まい――コロンボの部屋と、家主との縁
- 3 経済危機のあとの、暮らし
- 4 医療――安心と、備えと
- 5 コストと、お金のこと
- 6 通信――つながる島
- 7 移動と、三輪タクシー
- 8 仕事――紅茶と、観光と、開発の現場で
- 9 人々との、付き合い方
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと
- 3 お寺と、信仰への敬意
- 4 食べること、飲むこと
- 5 買い物と、移動
- 6 写真と、ふるまいのマナー
- 7 内戦・民族・宗教という、デリケートな話題
参照資料
奥付