トルクメニスタンのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 砂漠の夜明け、湯気の立つ茶
- 1 夜明け前の砂漠
- 2 井戸を守る人と馬
- 3 北に灯る火
- 4 白い街アシガバート
- 5 オグルジャンの朝の茶
- 6 絨毯を織る村と迷う若者
- 7 佐藤さんと現場の茶
- 8 この本が見ようとしているもの
第一章 閉ざされた国という枠の外
- 1 白紙に見える国
- 2 「閉ざされた国」という決めつけ
- 3 「奇妙な独裁の国」という笑いの型
- 4 「砂漠しかない国」という半分の真実
- 5 文様に畳み込まれた記憶
- 6 十字路として生きた千年
- 7 この本が守ること
第二章 一日を歩く
- 1 夜明け前のパンと水
- 2 白い街が目を覚ます
- 3 市場という午前の中心
- 4 昼の暑さを避ける段取り
- 5 風が変わる夕方
- 6 夜の食卓と布
- 7 一日を歩き終えて
第三章 チョレックと緑茶
- 1 パンと茶の作法
- 2 食卓の作法
- 3 祝いの日のパラウ
- 4 スープと粉ものの数々
- 5 飲みものと果物
- 6 季節の食卓ともてなし
- 7 台所の火と市場
- 8 ある夕方の食卓
第四章 カラクムという海
- 1 水を読む海のような大地
- 2 砂漠に暮らす生き物たち
- 3 五十度をまたぐ寒暖差
- 4 井戸を軸にした一年
- 5 ダルヴァザ、燃え続ける穴
- 6 砂漠の夜と星
- 7 山と砂のあいだの岸辺
第五章 十字路の記憶
- 1 崩れた壁の前で
- 2 十字路という見方
- 3 ニサの丘
- 4 水のオアシス、メルヴ
- 5 断絶と、戻ってきた人びと
- 6 北のクニャ・ウルゲンチ
- 7 残るもの、残らないもの
第六章 天馬
- 1 夜明け前の厩舎
- 2 アハルテケという名
- 3 歩かせて、拭いて、確かめる
- 4 飼料と馬着と護符
- 5 天馬と汗血馬
- 6 国の顔になった馬
- 7 厩舎の一日、馬の一生
第七章 文様は誰の記憶か
- 1 アイナの織機
- 2 毛から文様へ
- 3 誰から習った文様か
- 4 赤い糸と冬の時間
- 5 旗と、次の世代の柄
- 6 使うほど分かること
- 7 複数の記憶に属するもの
第八章 二本の弦
- 1 婚礼の庭に鳴る音
- 2 二本の弦の道具
- 3 デスタンと詩人たち
- 4 音にまつわる言い伝え
- 5 女たちの歌と婚礼の支度
- 6 次の世代が聴く音
- 7 静かな音がいちばん遠くへ
第九章 白い街
- 1 朝の白い街
- 2 一九四八年の夜
- 3 低く、軽く建て直す
- 4 悼みの場所とパン
- 5 なぜ白いのか
- 6 白をつくる人びとの手
- 7 積み重なる街の層
- 8 夕方から夜へ
第十章 どこにも味方しないという選び方
- 1 十二月十二日という日
- 2 永世中立という約束
- 3 継ぎ目の上の国
- 4 話し合いの場としての役割
- 5 管でつながる外交
- 6 指摘と暮らしを分けて見る
- 7 それぞれの中立
- 8 評価と暮らしのあいだ
第十一章 ガスの上の暮らし
- 1 台所の青い炎
- 2 地下に眠るガス
- 3 ボンベが来た日
- 4 燃え続ける穴
- 5 管を通して売る
- 6 国の中のガス
- 7 ひとつの資源に頼る暮らし
- 8 波のある経済と台所
第十二章 水を分ける
- 1 夜明け前の水路
- 2 分けるという営み
- 3 運河が来る前
- 4 カラクム運河
- 5 アムダリヤ川を分け合う
- 6 綿と小麦とメロン
- 7 アラル海のこと
- 8 台所と水路の話
第十三章 客をもてなす作法
- 1 客を迎える瞬間
- 2 茶とパンの作法
- 3 婚礼というトイ
- 4 婚礼の日
- 5 子どもと家族のかたち
- 6 装いと女性の一日
- 7 挨拶と部族の呼び名
- 8 ノウルーズともてなしの型
第十四章 日本とトルクメニスタン
- 1 空港で受け取った宿題
- 2 距離と時差
- 3 トヨタと中古車の国
- 4 工場を建てるという仕事
- 5 現場で教わったこと
- 6 言葉と馬と競技をめぐって
- 7 絨毯と、静かに手入れされた場所
- 8 軽い関係の重さ
第十五章 砂漠の国の、これから
- 1 屋上から見える国のかたち
- 2 地下資源を加工するという発想
- 3 売り先を増やす、日射しを使う
- 4 水と気候の変化
- 5 進路を選ぶ若者たち
- 6 外との行き来と観光
- 7 機械に置き換えられなかったもの
- 8 良いことと難しいことが同じ場所にある
終章 ふたたび、砂漠の夜明けへ
- 1 ふたたび、夜明け前の砂漠で
- 2 読めるようになった風の跡
- 3 厩の朝、半分だけの茶
- 4 パンの線と、季節の日
- 5 織り機の前で
- 6 揺れの記憶と、決めない生き方
- 7 評価を下さないという書き方
- 8 名前は消え、形は残る
実践編A 旅と暮らしの手引き
- 1 手続きの確かめ方
- 2 季節の選び方
- 3 アシガバートの歩き方
- 4 メルヴとクニャ・ウルゲンチ
- 5 ダルヴァザと国内移動
- 6 撮影・服装・贈り物の作法
- 7 茶とパンの作法
- 8 ことばと話題、暮らしのヒント
実践編B もっと知るために
- 1 本棚の一段
- 2 地図の見方
- 3 シルクロードという言葉
- 4 絨毯という手がかり
- 5 馬という手がかり
- 6 「奇妙な国」という型
- 7 出所の見分け方
- 8 もっと知るための道
実践編C 日本から関わる
- 1 遠い国での仕事
- 2 輸送とことばの壁
- 3 教えることと教わること
- 4 学びとことばの往来
- 5 文化の行き来
- 6 現場で効く作法
- 7 限られた情報との向き合い方
- 8 日本にいながらできること
参照資料
奥付