ヨルダンのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 礼拝の声と、コーヒーの香りと、砂漠の風
- 1 カルダモンの香りと、もてなしの心
- 2 砂漠を渡る、風
- 3 三つの像
- 4 二枚の鏡
- 5 五人の道づれ
- 6 ようこそ、ヨルダンへ
第一章 「紛争の近くの国」だけでは、何も見えない
- 1 一枚目――「危ない国」の裏に、「安定の島」がある
- 2 二枚目――「観光地」の裏に、「知恵で国を保つ国」がある
- 3 三枚目――「よく知らない国」の裏に、「多様な人々の国」がある
- 4 三枚を裏返したあとに
- 5 旅の入り口で――少しだけ、実用の話を
第二章 ヨルダンの人々の一日を歩く
- 1 朝 ── 水の音から始まる
- 2 仕事を探す足で
- 3 昼前 ── 市場の熱
- 4 昼 ── 礼拝の呼び声、ふたたび
- 5 午後 ── もう一人の、若者
- 6 夕 ── 日が沈むころ
- 7 夜 ── 同じ星の下で
第三章 マンサフと、フムスと、もてなし
- 1 ジャミードという、砂漠の保存食
- 2 市場という、台所の始まり
- 3 大皿を、手で囲む
- 4 日々のフムスと、ファラフェル
- 5 二つの味が、溶け合う食卓
- 6 受け継がれる、甘い記憶
- 7 コーヒーと紅茶の、儀式
第四章 岩に刻まれた、都
- 1 ナバテア人という、砂漠の商人
- 2 水を制する、技術
- 3 橋本さんが見た、裂け目の道
- 4 石の文明と、木の文明
- 5 死海という、いちばん低い場所
- 6 モーセの丘と、幾重の時間
- 7 いまも生きる、砂漠の民
- 8 絵はがきにしない、という約束
第五章 嵐の海の、真ん中で
- 1 定規で引かれた、国境
- 2 独立と、最初の嵐
- 3 なぜ、崩れなかったのか
- 4 幾度も、波は来た
- 5 厳しいからこそ、もてなす
- 6 幾層もの時間が眠る丘
- 7 嵐の海の、真ん中で
第六章 人口の、半分が
- 1 波は、幾度も来た
- 2 「半分」という数字の、重さと、あいまいさ
- 3 受け入れる、ということの重み
- 4 キャンプという名の、町
- 5 溶け込んだ人々、宙に浮いたままの人々
- 6 二つで、一つ
- 7 静かに、日本を思う
- 8 旅する人へ──尋ねないという、礼儀
- 9 尊厳という、いちばん硬い芯
第七章 教育はあるが、仕事がない
- 1 石油の出ない国
- 2 数字が語ること
- 3 サミールの一日
- 4 コネという、見えない壁
- 5 学んだのは、娘たちも
- 6 湾岸へ、出稼ぎへ
- 7 父の世代の、確かさ
- 8 観光という、もう一つの柱
- 9 援助という現実
- 10 知恵で、資源のなさを越える
- 11 日本という、もう一つの資源のない国
- 12 待ち続ける、ということ
第八章 いちばん低い場所で
- 1 渇きの湖
- 2 屋根のタンクという、命づな
- 3 世界でも指折りの、乏しさ
- 4 国境を越える、一本の川
- 5 日本の水を、思い出す
- 6 乏しさの重さは、一様ではない
- 7 旅人の、水との向き合い方
第九章 ヨルダン人とは、誰か
- 1 一つの名前の、下にいる人々
- 2 ラニアの食卓に、混ざり合うもの
- 3 名前と、訛りと、結婚式
- 4 一つにする、という難しさ
- 5 「両方である」ということの、重み
- 6 もてなしという、見えない糸
- 7 日本の「一つ」と、ヨルダンの「一つ」
- 8 旅の途中で、出会う顔
第十章 モスクと、教会の、隣で
- 1 「イスラムの国」の、その中身
- 2 アブ・ハーリドの、砂漠の教え
- 3 穏やかであること
- 4 一日を、区切る声
- 5 古い石に刻まれた、共存
- 6 家族という、もうひとつの屋根
- 7 部族という、大きな名字
- 8 ラニアの食卓から見えること
- 9 断食月の、夕暮れ
- 10 日本の、信仰と家族と
- 11 隣家の、婚礼
- 12 乏しさのなかの、三つの支え
第十一章 残るか、湾岸へ出るか
- 1 ふくらむ、若さ
- 2 ネットの向こうの、仕事
- 3 なぜ、湾岸を見るのか
- 4 どこから来たかより、どこへ行くか
- 5 画面のなかの、焦り
- 6 タウジーヒという、関門
- 7 学びが、いちばん優秀なのに
- 8 資源のない国の、いちばんの資源
第十二章 ワディラムの星と、家族の集い
- 1 砂漠で夜を過ごすということ
- 2 死海に浮かび、紅海に潜る
- 3 集まること、それ自体が、ごちそう
- 4 結婚式という、村ぐるみの祭り
- 5 祝祭の季節──分け合うことが、喜びになる
- 6 五人の、それぞれの休日
- 7 慎ましさのなかの、豊かさ
第十三章 アンマンの、外へ
- 1 サミールという、案内人
- 2 ペトラで暮らす、ということ
- 3 月の谷の、読み方の変化
- 4 リゾートと、縮む湖
- 5 海への、たった一つの窓
- 6 モザイクの町、マダバ
- 7 石の柱が並ぶ、ローマの都
- 8 国境の近くの、もう一つの町
第十四章 水と、難民支援と、縁
- 1 ペトラから始まった、縁
- 2 水という、太い柱
- 3 難民支援という、もう一つの柱
- 4 王室と、皇室の、静かな縁
- 5 資源のない国どうしの、学び合い
- 6 日本が、教わること
- 7 細い糸の、切れにくさ
- 8 絵はがきの、奥にあるもの
第十五章 もてなしという、力
- 1 王政と、外交と、分かち合い
- 2 争いの外へ、連れ出す力
- 3 鍋を、大きいのに替える
- 4 たえず選び取られる、静けさ
- 5 次の世代の、細くなった肩
- 6 扉を閉ざす作法と、開ける作法
- 7 次の世代に、渡すもの
終章 嵐のなかの、灯り
- 1 砂漠の星
- 2 迎える手のなかの、灯り
- 3 長い道のりを、振り返る
- 4 日本を、振り返る
- 5 代償と、知恵
- 6 五人の、その後
- 7 消えない、贈りもの
実践編A はじめてのヨルダン旅行
- 1 六つの目的地――ヨルダンの旅の背骨
- 2 短い旅――凝縮して、核心だけを
- 3 中くらいの旅――名所を、ひととおり
- 4 長い旅――絶景も、砂漠も、海も、暮らしも
- 5 気候――夏の酷暑と、砂漠の夜
- 6 ビザと、入国
- 7 移動――小さな国を、どう渡るか
- 8 通信――つながる手立て
- 9 服装と、持ち物
- 10 費用の、感覚
- 11 もてなしの、受け方
- 12 治安と、断食の月
- 13 水を、大切に
- 14 旅立つ前に、もう一度
実践編B 暮らす・駐在・関わる
- 1 ビザと、在留のかたち
- 2 住まいを、さがす
- 3 水の乏しさと、暮らす
- 4 医療、コスト、通信
- 5 仕事──観光、そして難民支援・開発
- 6 人々との、付き合い方
- 7 日本と、ヨルダンの、暮らしの間で
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金はどうすればいい? 通貨のこと
- 2 あいさつは、何と言えばいい?
- 3 途方もないもてなしを、どう受ければいい?
- 4 右手と左手に、決まりがあると聞いたけれど?
- 5 服装は、どうすればいい?
- 6 イスラムの戒律には、どう向き合えばいい?
- 7 水を大切に、というのは、どういうこと?
- 8 写真は、どこで撮っていい?
- 9 難民や、パレスチナや、王政のこと――難しい話題には、どう触れればいい?
参照資料
奥付