アルメニアのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ アララトの雪嶺と、石の十字架と、離散の絆
- 1 高原の、小さな国
- 2 最古の信仰と、自前の文字
- 3 道端に立つ、石の十字架
- 4 大国のはざまで
- 5 世界に散った人びと
- 6 一言でくくらないために
- 7 この本が、しないこと
- 8 五人の案内役
第一章 「コーカサスのどこか」だけでは、何も見えない
- 1 「知らない国」という像
- 2 「旧ソ連の小さな国」という像
- 3 本国より外に多い民族
- 4 なぜ、世界に散ったのか
- 5 「小さくて貧しい国」という像
- 6 石と、文字と、絆
- 7 街と市場で、目に入るもの
第二章 アルメニアの人々の一日を歩く
- 1 朝の祈りと、蝋燭
- 2 石を刻む音
- 3 市場の、色と匂い
- 4 役所の窓口で
- 5 日が傾くころ
第三章 薄いパンと、ブドウの恵み
- 1 薄いパンが背負ってきたもの
- 2 朝の食卓
- 3 ブドウの畑へ
- 4 鍋の中の、記憶
- 5 杏の、金色
- 6 食卓と、乾杯
- 7 旅する人へ
第四章 四世紀の、選択
- 1 朝の台所の、木の十字架
- 2 四世紀の初めに、何があったか
- 3 教会という、もう一つの背骨
- 4 文字を、自分たちの手で
- 5 石に刻むということ
- 6 日本から見ると
- 7 いまの信仰は、どうなのか
- 8 井戸を出て
第五章 語り継がれる、傷
- 1 一枚の写真の前で
- 2 何が起きたのか
- 3 生き延びた人びとの、その後
- 4 記憶をどう受け継ぐか
- 5 別の声
- 6 記念館のなかで
- 7 訪ねるときに
- 8 祖母の、二つの言葉
第六章 ハチュカルと、山の修道院
- 1 十歳の、線一本
- 2 ハチュカルとは何か
- 3 石で建てられた国
- 4 岩をくり抜いた修道院
- 5 峡谷の上の、タテヴ
- 6 失われた石のこと
- 7 日本の石仏と
- 8 訪ねるなら
第七章 バラ色の石の、首都
- 1 石に残る、創建の年
- 2 若い首都
- 3 エレバンと、その外側
- 4 日本の街と重ねて
- 5 歩きかた
- 6 薔薇色の夕方に
第八章 国境の、向こうの故郷
- 1 紙幣にも、切手にも
- 2 丘の上の修道院から
- 3 ひとつまみの土
- 4 日本の「望郷」と
- 5 若い世代にとって
- 6 仰ぐ山と、行ける湖
- 7 旅する人へ
第九章 ディアスポラの、絆
- 1 ディアスポラという言葉
- 2 散った先で、何が支えたか
- 3 数字と、その限界
- 4 地震の年に
- 5 日本から見ると
- 6 ひとくくりにしないために
- 7 四月の、長い列
- 8 広場のベンチで
第十章 語り継ぐ、母たち
- 1 台所という場所
- 2 いちばん古い記憶
- 3 なぜ、女性たちだったのか
- 4 日本の家の記憶と
- 5 ひとくくりにしないために
- 6 旅の途中で
- 7 縁を編み終えて
第十一章 石と、コードのあいだで
- 1 画面のなかの、遠い同僚
- 2 兵役を経てきた青年
- 3 若者が置かれている場所
- 4 日本から見ると
- 5 ひとくくりにしないために
- 6 旅の途中で
- 7 日が高くなって
第十二章 ドゥドゥクの調べと、収穫の祝い
- 1 杏の木の笛
- 2 ブドウの収穫
- 3 踏み桶と、土の甕
- 4 長い食卓
- 5 首都の、秋の演奏会
- 6 祝う気になれない年
- 7 教会の暦と、聖歌
- 8 旅人として、祝いに触れるなら
第十三章 エレバンの、外へ
- 1 青い湖、セヴァン
- 2 赤い峡谷の、ノラヴァンク
- 3 ブドウの古い里、アレニ
- 4 山の上の修道院、タテヴ
- 5 北の街、ギュムリの傷
- 6 森の谷、ディリジャン
- 7 稜線の、向こうの村
- 8 もう一つのアルメニアを、歩くために
第十四章 ワインと、記憶の縁
- 1 ワインの話から
- 2 細い、二国のつながり
- 3 琥珀色の酒と、名前
- 4 日本の側から見ると
- 5 石と、コードと、子どもたち
- 6 記憶をめぐる、もう一つの縁
- 7 関わるときに、心にとめること
第十五章 石は、覚えている
- 1 三人の食卓で
- 2 なぜ、消えなかったのか
- 3 隣国との、続く対立
- 4 日本から見ると
- 5 アララトを、見に行く
- 6 旅する人へ
- 7 帰りの車のなかで
終章 アララトに、夕日が差す
- 1 この国の、かたち
- 2 五人は、いま
- 3 夕暮れの、聖歌と笛
- 4 日本から見ると
- 5 言い切らないために
- 6 いつか訪れるなら
- 7 夕日が沈んでから
実践編A はじめてのアルメニア旅行
- 1 まず、この国の「かたち」を頭に入れる
- 2 短い旅──エレバンと、いちばん近い谷
- 3 中くらいの旅──湖と、修道院と、ワインの気配
- 4 長い旅──南へ、ロープウェーで渡る修道院まで
- 5 敬意をもって訪ねる場所──ツィツェルナカベルド
- 6 教会と修道院での、ふるまい
- 7 気候と、身じたく
- 8 ビザ、通貨、移動──旅の実際
- 9 旅を終える前に
実践編B 暮らす・関わる
- 1 滞在するための、入口
- 2 住まいと、暮らしの手ざわり
- 3 移動と、お金と、言葉と
- 4 ワインと、技術と、開発の縁
- 5 人々との、付き合い方
- 6 敬意を、置く場所
- 7 暮らして、見えてくるもの
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと
- 3 教会での作法
- 4 もてなしを受けるとき
- 5 写真のマナー
- 6 デリケートな話題との、向き合い方
- 7 健康と、緊急のとき
- 8 国境のこと、そして情勢の確認
- 9 アルメニアを、敬意をもって知るということ
参照資料
奥付