クウェートのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 湾の夕暮れ、灯る客間
- 1 夕暮れの湾
- 2 旧市街の市場と、ディーワーニーヤ
- 3 客間の人びと、真珠の海
- 4 石油と、速さ
- 5 あの年の八月について
- 6 中村さんと、この国を支える人びと
- 7 夜の街と、この本の書き方
第一章 金持ち国という枠の外
- 1 三枚の写真
- 2 石油の前の、海の国
- 3 豊かさの手ざわり
- 4 暑さと水に合わせた暮らし
- 5 あの年の傷と、その隣にあるもの
- 6 夜ごとひらく客間
- 7 湾の二つの名前
- 8 三枚の写真を置き換える
第二章 一日を歩く
- 1 夜明け前の祈り
- 2 朝の道路と職場
- 3 朝食、魚市場、旧市街の市場
- 4 日中の熱と、影の街
- 5 昼食と、午後の静けさ
- 6 夕方のモールと海沿い
- 7 夜の客間
- 8 冬と金曜日、断食月の一日
第三章 マチブースの食卓
- 1 湯気の匂い
- 2 海を渡ってきた米
- 3 羊と魚の大皿
- 4 一枚の皿を囲む
- 5 ガフワとナツメヤシ
- 6 ハリースと揚げ菓子
- 7 断食月の夕方と夜
- 8 分け合う台所と、いまの食卓
第四章 潜る人たち
- 1 木箱の中身
- 2 真珠の海
- 3 船の役割と、潜る仕事
- 4 船の上の歌
- 5 帰港、選別、分け前
- 6 真珠の市場と、日本の養殖真珠
- 7 海をやめた人びと
- 8 いまの海と、道具の話
第五章 ダウ船の湾
- 1 行き止まりに見えて開いた湾
- 2 ダウ船の型と名前
- 3 木のない土地で船を造る
- 4 季節風と交易の航海
- 5 船長と星、口伝えの航海術
- 6 水を運ぶ船
- 7 湾が運んだもの
- 8 帆船の時代の終わりと、いまの湾
第六章 ディーワーニーヤの夜
- 1 夜の明かり
- 2 入るときの作法
- 3 ガフワ、ナツメヤシ、香
- 4 誰が来てもよい部屋
- 5 話されること、政治の話
- 6 海の時代から、あの年まで
- 7 女性たちの集まり
- 8 若い世代と、開き続ける負担
第七章 砂漠と海のあいだ
- 1 シャマール、砂の風
- 2 夏の暑さ
- 3 冷房の前の夏
- 4 水を運ぶ時代から、海水から作る時代へ
- 5 手入れされる緑
- 6 浅い海と干潟
- 7 冬の雨とカシュタ
- 8 砂漠の課題と、変わる季節
第八章 石油が来た日
- 1 壁の写真
- 2 石油の前の町
- 3 石油が見つかるまで
- 4 賃金と、海の終わり
- 5 旧市街から新しい区画へ
- 6 冷房、水、台所、学校
- 7 人の顔ぶれと、国のかたち
- 8 消えたものと残ったもの
第九章 あの年の八月
- 1 八月の夜
- 2 書く前に断っておくこと
- 3 あの年の夏
- 4 出るか、残るか
- 5 占領下の暮らし
- 6 戻らなかった人たち
- 7 解放と、燃える空
- 8 あの八月を知らない世代
第十章 焼けた空のあと
- 1 昼のない春
- 2 火を消す仕事
- 3 地面と海に残ったもの
- 4 戻ってきた街
- 5 行方の分からない人たち
- 6 国境、補償、行き来
- 7 二月の記念日
- 8 いまの砂漠と湾
第十一章 議論する社会
- 1 冬の客間の議論
- 2 言葉で決める習わしの来歴
- 3 国民議会のしくみ
- 4 選挙のテント
- 5 解散と選挙をどう見るか
- 6 議会をめぐる近年の動き
- 7 新聞と画面の議論
- 8 小さな選挙と、砂漠のテント
第十二章 名前のある人たち
- 1 夜明け前のバス
- 2 外国から来た人という幅
- 3 ラジェーシュの店
- 4 マリベルの日々
- 5 カファーラという仕組み
- 6 アシュラフ先生と中村さん
- 7 国籍を持たないとされる人びと
- 8 名前で呼ぶ台所
第十三章 若い世代
- 1 夜のコーヒー店
- 2 小さな商売の増え方
- 3 客間と画面
- 4 学ぶ女性たち
- 5 留学
- 6 結婚と住まい
- 7 サッカーと海
- 8 冬の砂漠と、あの年の記憶
第十四章 日本とクウェート
- 1 朝の港の船
- 2 つきあいの始まり
- 3 水と電気の現場
- 4 トランジスタラジオと日本車
- 5 二〇一一年三月
- 6 真珠の糸
- 7 互いの見え方
- 8 摩擦と、学び合い
第十五章 石油のあとを見すえて
- 1 オレンジ色の光
- 2 貯えの仕組み
- 3 石油以外の柱
- 4 世界の流れ
- 5 暑さと水
- 6 若い人の職
- 7 隣国との関係
- 8 残すべきもの
終章 ふたたび、湾の夕暮れへ
- 1 ふたたびベンチへ
- 2 客間の夜
- 3 あの年の八月のこと
- 4 ウンム・サーラの台所
- 5 ラーミーとヌーラ
- 6 中村さんの帰国
- 7 この本が選んだ書き方
- 8 湾の夜
実践編A 旅と暮らしの手引き
- 1 この章の読み方
- 2 季節と暑さ
- 3 安全と法律、緊急時の連絡先
- 4 街と移動
- 5 市場、博物館、島、海
- 6 服装と作法
- 7 断食月、酒のない夜、客間
- 8 ことばと実務
実践編B もっと知るために
- 1 読む順番
- 2 いまの国境を過去に持ち込まない
- 3 真珠を学ぶ
- 4 あの年を学ぶ
- 5 報道の型
- 6 湾の呼び名
- 7 隣の巻と合わせて
- 8 本以外の手がかり
実践編C 日本から関わる
- 1 灯りの帯
- 2 原油とエネルギー
- 3 水と電気の仕事
- 4 商売と物流
- 5 人を育てる、学び合う
- 6 文化の行き来と真珠
- 7 行き来する作法と安全
- 8 個人として関わる
参照資料
奥付