東ティモールのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 朝もやのコーヒー山、ワニの島
- 1 海と山でできた島
- 2 町へ下りる若者
- 3 海べりの町の朝
- 4 機を織る人
- 5 ワニの島の物語
- 6 ふたたび、朝の山へ
第一章 いちばん新しい国のほんとう
- 1 一枚目の名刺、その裏側
- 2 二枚目の名刺、その裏側
- 3 三枚目の名刺、その裏側
- 4 名刺の裏を教わった日本人
- 5 名刺を裏返したあとに
第二章 一日を歩く
- 1 朝市の声
- 2 山へのぼる道
- 3 昼下がりの村
- 4 午後の光のなかで
- 5 夕べの祈り
第三章 コーヒーととうもろこしの食卓
- 1 とうもろこしと米
- 2 海の恵み、朝の市
- 3 祝いの日の台所
- 4 分け合うということ
- 5 ドミンガスの台所
- 6 日曜日の食卓とコーヒー
- 7 一日の終わりに
第四章 コーヒーの山
- 1 コーヒーの木の来た道
- 2 世界が驚いた「ハイブリド」
- 3 オーガニックという、思いがけない財産
- 4 マウベッセの、もうひとつの山
- 5 遠い国からやってくる人
- 6 摘む手、洗う手、干す手
- 7 若い世代の、あたらしい目
- 8 街で飲む一杯
- 9 一杯のなかにあるもの
第五章 占領の、記憶
- 1 占領の始まり
- 2 山の記憶、埋められた手
- 3 サンタクルスの追悼
- 4 憎しみを、次の世代へ渡さないために
- 5 祈りという、奥の部屋
- 6 語らないことの意味
第六章 独立への長い道
- 1 三つの抵抗のかたち
- 2 一九九〇年代の終わり、動きだす世界
- 3 投票の日
- 4 世界が動いた
- 5 独立の回復
第七章 ディリの、若い朝
- 1 まだつくりかけの街
- 2 若い世代の「これから」
- 3 丘のうえの白い像
- 4 海のほうへ沈む夕日
- 5 機を織る音、若い眠り
第八章 ワニの島と、海と山
- 1 ワニの起源神話
- 2 恩と畏れのあいだ
- 3 海へ、アタウロ島へ
- 4 海とともに生きる
- 5 山へ、霧のなかへ
- 6 織り込まれた風景
- 7 マリアの言葉に戻る
第九章 カトリックとウマ・ルリック
- 1 十字架が来るまでのこと
- 2 聖なる家、ウマ・ルリック
- 3 ふたつの祈りが重なるところ
- 4 婚礼とバルラケ、祖先の見まもり
- 5 タイス――織りに込められた祈り
- 6 若い世代と、受けつがれるもの
- 7 敬意という、いちばんのマナー
第十章 織る女たち
- 1 糸を染め、模様を継ぐ
- 2 織りの手業
- 3 体が覚える仕事
- 4 占領の時代を織り抜けて
- 5 聖なる家とタイス
- 6 マリアが糸を手にする日
- 7 村の外へ、次の世代へ
第十一章 若い国、若い人々
- 1 山でコーヒーを摘む
- 2 若い国の宿題
- 3 海を渡る友、残る友
- 4 スマホの向こうの世界
- 5 投票で選び取った国
- 6 ドミンガスの手を見つめて
- 7 小林さんとの対話
- 8 星の下で、これからを思う
第十二章 祈りと祝祭
- 1 降誕祭という夜
- 2 四旬節と聖週間の行列
- 3 聖なる家、ウマ・ルリック
- 4 ふたつの信仰の重なり
- 5 守護聖人の祝日
- 6 死者の日と、実りへの祈り
- 7 人の一生に寄りそう儀礼
第十三章 もうひとつの東ティモール
- 1 飛び地というかたち――オエクシ
- 2 山の国と、海の国
- 3 アジアとメラネシアの、あわい
- 4 東の人、西の人
- 5 都市と村――ふたつの時間
- 6 二つの公用語、その奥の何十もの言葉
- 7 食卓にも、祈りにも、重なりがある
- 8 一枚岩でない、ということ
第十四章 日本と東ティモール
- 1 平和維持の時代の記憶
- 2 一杯のコーヒーとの出会い
- 3 フェアトレードという約束
- 4 道と橋、そして学校
- 5 この島から受け取るもの
- 6 これからの課題
- 7 二つの島国
第十五章 小さな国の、これから
- 1 自由と心もとなさ
- 2 お金の話――石油とガス基金
- 3 掘って終わるもの、育てて続くもの
- 4 過去とどう向きあうか
- 5 和解ということ
- 6 貧しさということ
- 7 決まっていないということ
- 8 自分たちで決めるということ
終章 ふたたび、朝もやのコーヒー山へ
- 1 畑の縁の男
- 2 町から来た若者
- 3 もやの晴れる朝
- 4 海べりの町のマリア
- 5 軒下の機
- 6 通いつづける人
- 7 五人の朝
実践編A 旅と暮らしの手引き
- 1 玄関口としてのディリ
- 2 コーヒーの山へ
- 3 アタウロ島の海
- 4 季節と、旅の時期
- 5 人と向き合うときの、心づかい
- 6 占領の記憶に触れる、ということ
- 7 テトゥン語の、ひとこと
- 8 入国と、お金と、安全のこと
- 9 旅立つ前に、心にとめておきたいこと
実践編B もっと知るために
- 1 まず、名前と位置から
- 2 三つの「わかりやすい話」に気をつける
- 3 歴史を学ぶための順番
- 4 英雄の話に、急いで寄りかからない
- 5 ワニの物語から入るという道
- 6 コーヒーから入るという道
- 7 言葉と信仰の、重なりを楽しむ
- 8 声を、複数集めるという学び方
- 9 誤解しやすい点を、いくつか
- 10 学びつづけるということ
実践編C 日本から関わる
- 1 一杯のコーヒーから
- 2 豆を選ぶ、ということ
- 3 もう一枚の織物
- 4 支援という言葉のむずかしさ
- 5 日本が関わってきたこと
- 6 PKOの記憶
- 7 道は、残る
- 8 若い手と、若い手
- 9 学ぶ、という関わり
- 10 誤解のほどきかた
- 11 細くても、切れない糸を
参照資料
奥付