ジャマイカのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 重低音と、カリブの海と、ジャークの煙
- 1 遠くて、近い島
- 2 明るい入り口の奥に
- 3 五人の案内役
- 4 大和さんの最初の日
- 5 旅のはじまりに
第一章 「陽気なリゾートの島」だけでは、何も見えない
- 1 来る前に、私たちが抱いている三つの絵
- 2 裏返し その一――「陽気なリゾートの島」の、裏側
- 3 裏返し その二――「ボルトとレゲエの国」の、力の出どころ
- 4 裏返し その三――「よく知らないカリブ」が、実は「世界に名の知れた小さな国」
- 5 明るさだけでも、悲惨さだけでも、この島は描けない
- 6 この島には、五人の道案内がいる
- 7 旅の入り口で
第二章 ジャマイカの人々の一日を歩く
- 1 朝 市場と、パトワの声
- 2 昼 街の熱と、暮らしの重さ
- 3 午後から夕方へ 鏡のなかの日本
- 4 夜 重低音と、賛美歌と
第三章 スパイスと、アキーと
- 1 火の記憶
- 2 アキーという、あぶない果実
- 3 日曜の食卓
- 4 手のなかのごちそう──パティのこと
- 5 音楽のなる台所
- 6 この島の味を、たずねる人へ
第四章 サトウキビと、鎖の記憶
- 1 誰もいなくなった島──タイノの人々
- 2 甘さのための、鎖──奴隷貿易とサトウキビ
- 3 なぜ、この重さを見つめるのか──日本に生きる私たちへ
- 4 山へ逃げた人々──マルーンの誇り
- 5 鎖のなかで、失わなかったもの
- 6 鎖が解かれた日、そして解かれなかったもの
- 7 傷を、隠さない国
第五章 アフリカへの、誇り
- 1 王が、戴冠した日
- 2 バビロンと、ザイオン
- 3 髪を、切らない
- 4 命に、近い暮らし
- 5 煙のこと
- 6 一人称の、言葉
- 7 音楽という、器
- 8 数のこと、そして誤解のこと
- 9 日本の私たちと、アイデンティティ
- 10 旅する者への、小さな心得
第六章 レゲエと、ボブ・マーリー
- 1 独立と、スカ
- 2 ラスタの太鼓
- 3 トレンチタウンの少年
- 4 歌に込められたもの
- 5 島から世界へ
- 6 雪国で聴いたレゲエ
- 7 ダンスホールをめぐる声
- 8 この音を聴きにいくなら
第七章 音楽の都と、暮らしの現実
- 1 音が生まれる街
- 2 二つのキングストン
- 3 なぜ、線が引かれたのか
- 4 数字の向こうにいる人
- 5 それでも、日々は続く
- 6 日本の街を、鏡にして
- 7 誇りという、もう一つの現実
- 8 街を、訪れるなら
第八章 なぜ、こんなに速いのか
- 1 小さな島の、世界最速
- 2 チャンプスという熱狂
- 3 体質と、食べ物と
- 4 才能を育てる仕組み
- 5 日本の走り、ジャマイカの走り
- 6 夢の光と影
- 7 土の走路をのぞく
第九章 山と、コーヒーと、自然
- 1 山あいの、朝
- 2 一粒ずつ、手で
- 3 なぜ、ブルーマウンテンは特別なのか
- 4 日本と、この山のあいだ
- 5 明るさの、裏側
- 6 山の、恵みと、いのち
- 7 山の時間、都会の時間
- 8 訪れる者へ、静かに
第十章 島を、支える母たち
- 1 見えにくい柱
- 2 市場に立つ女たち
- 3 送金という、遠い抱擁
- 4 教会という、もう一つの家
- 5 たくましさと、その重さ
- 6 誰も、一人では育てない
第十一章 音楽か、走路か、海の外か
- 1 数字で見る、若者の現実
- 2 音楽という夢
- 3 走路という道
- 4 反対側から見ると
- 5 長老のまなざし
- 6 送り出す台所
- 7 日本の若者と
- 8 旅先で出会う若者たち
第十二章 サウンドシステムと、日曜の賛美歌
- 1 タニヤが育った低音
- 2 ダンスホールの夜
- 3 走る若者と、サウンド
- 4 カーニバルという祝祭
- 5 グラニー・パールの教会
- 6 世俗と信仰は地続き
- 7 日本の祭りと祈り
- 8 祝祭と信仰の、反対側
第十三章 キングストンの、外へ
- 1 観光の海岸線──もう一つの、まぶしいジャマイカ
- 2 山の中の、自由の村──マルーンの土地へ
- 3 緑の農村──走る子どもたちが、育つ場所
- 4 海を越えた、もう一つのジャマイカ
- 5 日本の鏡──ふるさとと、出ていった人々
- 6 旅の目で──外へ、もう一歩
第十四章 レゲエと、コーヒーの縁
- 1 タニヤの、驚き
- 2 なぜ、日本だったのか
- 3 コーヒーという、もうひとつの糸
- 4 そして、走ることの縁
- 5 ドウェインが見た、ボルトの向こう
- 6 反対側から、見ておく
- 7 二つの島の、鏡
- 8 一杯と、一曲の、向こうに
第十五章 小さな島の、大きな魂
- 1 島の大きさを、数字で
- 2 痛いところ
- 3 傷から、なぜ
- 4 傷を美しく飾らない
- 5 庭に集まる声
- 6 日本という鏡
- 7 小さいから、大きくなった
終章 ワン・ラブの、向こうに
- 1 重い場所を通って
- 2 ジョセフの庭で
- 3 日曜の朝の歌
- 4 走路の上で
- 5 小さな島から、なぜ
- 6 帰りの飛行機で
- 7 もう一度、あの夕暮れに
実践編A はじめてのジャマイカ旅行
- 1 どこに、何があるのか――島の地図を頭に描く
- 2 短い旅――ひとつの海辺に、腰を据える
- 3 中くらいの旅――海と、滝と、音楽の入り口へ
- 4 長い旅――キングストンと、ブルーマウンテンの奥へ
- 5 食べる――屋台から、家庭の味まで
- 6 気候と、荷づくり――いつ行き、何を持つか
- 7 入国、お金、通信――旅の土台を整える
- 8 「危険」という言葉と、どう向き合うか――日本との鏡
- 9 音楽を、楽しむ心得
- 10 もし季節が合えば――走路の熱気にふれる
- 11 デリケートな話題と、写真のこと
実践編B 暮らす・関わる
- 1 ビザと滞在――「観光」から「暮らし」への段差
- 2 住まい――「どこに住むか」がすべてを決める
- 3 暮らしの手ざわり――停電、市場、そして「今日という日」
- 4 動く、払う、つながる――暮らしのインフラ
- 5 仕事として関わる――コーヒー、音楽、観光
- 6 人と付き合う――誇り高く、陽気で、まっすぐ
- 7 言葉を通わせる――英語と、パトワと
- 8 日本人として、この島に立つ
- 9 治安への備え――怖がるのではなく、賢くあること
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと
- 3 食べもののこと
- 4 移動のこと
- 5 音楽とダンスホールの楽しみ方
- 6 陸上とスポーツの話題
- 7 信仰への敬意――教会とラスタファリ
- 8 写真とふるまいのマナー
- 9 健康と体調のこと
- 10 緊急時と治安のこと
- 11 デリケートな話題への向き合い方
- 12 最後に――敬意をもって楽しむ、ということ
参照資料
奥付