モルドバのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 夜明けの丘、地下のワインの都
- 1 名を知られない国
- 2 足もとのワインの都市
- 3 丘を歩く老人
- 4 留守を守る家
- 5 森と、岩の祈りの場
- 6 首都の朝
- 7 地方に残る青年
- 8 外から通ってくる人
第一章 名を知られない国のほんとう
- 1 貧しい無名の国、という紙
- 2 黒い土の豊かさ
- 3 旧ソ連のどこか、という紙
- 4 ルーマニアのおまけ、という紙
- 5 めくり終えて残るもの
第二章 モルドバの一日を歩く
- 1 コーヒーとトロリーバス
- 2 中央市場の朝
- 3 村の畑で
- 4 留守を守る家の一日
- 5 昼のキシナウ
- 6 丘のぶどう畑へ
- 7 夕食の煙
- 8 夜が降りてくる
第三章 ママリガとワインの食卓
- 1 サルマーレの季節
- 2 プラチンタと市場
- 3 そして、ワイン
- 4 食卓のもてなし
- 5 ふだんの日の食卓
- 6 急がない食事
第四章 ぶどうの国、地下の都
- 1 石切り場から、ワインの都へ
- 2 クリコヴァとミレスチ・ミーチ
- 3 黒い土と、ぶどうの一年
- 4 家の裏の穴蔵
- 5 大きな市場と、その揺らぎ
- 6 待つための瓶
- 7 秋のワインの祭り
- 8 ワインの、もうひとつの顔
第五章 ソ連の、記憶
- 1 モルダビアSSRという名前
- 2 文字を替えるということ
- 3 運ばれていった人たち
- 4 飢えの年
- 5 それでも、日常はあった
- 6 語られる記憶、語られない記憶
- 7 独立へ
- 8 記憶とどう暮らすか
第六章 同じ言葉、ひとつの国
- 1 言葉のこと
- 2 重なる食卓と歌
- 3 歴史の層をめくる
- 4 二つの語り方
- 5 同じ食卓の上で
- 6 若い世代の実感
- 7 外から来た者の作法
- 8 語る資格は、どこにあるか
第七章 キシナウの若い風
- 1 画面の向こうの仕事
- 2 大学と、若い集まり
- 3 大通りと公園
- 4 残るという選択
- 5 夕方の灯り
- 6 緑の街の夜
第八章 黒い土と、丘と、修道院
- 1 なぜ土は黒いのか
- 2 豊かな土をめぐって
- 3 ママリガという食べもの
- 4 コドリの森
- 5 オルヘイ・ヴェキ
- 6 丘の修道院
- 7 土をどう生かすか
第九章 凍りついた、川の向こう
- 1 どうして、こうなったのか
- 2 川のほとりで起きたこと
- 3 停戦のあと
- 4 線の向こうの一日
- 5 切れずに残る糸
- 6 南の草原、ガガウズ
- 7 凍ったまま、いまも
第十章 残された家族
- 1 ドイナの家
- 2 送金という便り
- 3 留守を守る女たち
- 4 残された子どもたち
- 5 出て行った側の毎日
- 6 町の若者
- 7 季節が巡る
- 8 憐れみではなく
第十一章 出て行くか、残るか
- 1 出て行った人の数
- 2 頭脳流出という言葉
- 3 揺れる天秤
- 4 勝ち負けの札を貼らない
- 5 まだ芽であるもの
- 6 外からの目
- 7 それぞれの選択
- 8 決めていない、ということ
第十二章 歌と祝祭
- 1 歌のこと
- 2 輪になって踊る
- 3 季節の節目へ
- 4 復活祭の夜
- 5 冬の祝い歌
- 6 秋のワインの祭り
第十三章 もうひとつのモルドバ
- 1 首都から南へ
- 2 なぜ、重なり合ったのか
- 3 北の丘と、地方の時間
- 4 言葉という道具
- 5 川の向こう
- 6 信仰のなかの襞
- 7 手入れを要する均衡
第十四章 日本とモルドバ
- 1 ワインという入口
- 2 土と、農の行き来
- 3 開発協力という言葉
- 4 隣で戦争が始まったとき
- 5 受け取れるもの
- 6 秋の夕暮れの食卓
第十五章 小さな国の、選択
- 1 事実の輪郭
- 2 冬の暖房と、足もとの計算
- 3 地政学という言葉
- 4 隣の国との近さ
- 5 残るか、出るか
- 6 問いの立て方
終章 ふたたび、夜明けの丘へ
- 1 朝の畑
- 2 待つということ
- 3 目を覚ます街
- 4 選ぶということ
- 5 まだ迷っている人
- 6 外から来た目
- 7 光が満ちる
実践編A 旅と暮らしの手引き
- 1 入り口と、入り方
- 2 街までの足と、通信
- 3 キシナウを歩く
- 4 ひとことの言葉
- 5 地下のワインの都
- 6 食卓の作法
- 7 丘の修道院と、季節
- 8 安全と健康
実践編B もっと知るために
- 1 資料の少なさと、読み方
- 2 歴史から始める
- 3 川の向こうを調べる
- 4 ワインから入る
- 5 食と言葉から入る
- 6 誤解しやすい五つの点
- 7 これから調べていくために
- 8 知り方の姿勢
実践編C 日本から関わる
- 1 一本のワインから
- 2 土と、農の行き来
- 3 開発協力という言葉
- 4 扉を開けるということ
- 5 支援ではなく、学び
- 6 いま、できること
- 7 名を、静かに覚えていること
参照資料
奥付