万象知楽出版BANSHO CHIRAKU PUBLISHING

ベトナムのリアル

万象知楽編集部 / 世界の国のリアル

ベトナムのリアルの表紙

この本について

『ベトナムのリアル』は、「世界の国のリアル」シリーズの電子書籍です。物語を通して、歴史と人びとの暮らしをたどります。 本書で取り上げるテーマ(一部) ・第二章 ベトナム人の一日を歩く ・第三章 一杯のフォーから見えること ・第四章 サイゴンとハノイ ・第五章 祖先と、神さまと、党と ・第六章 高層ビルの下の天秤棒 EPUB形式でお届けします。EPUB対応の読書アプリでお読みください。

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物語の案内役

本書の構成

プロローグ 流れの中へ、まっすぐ
  • 1 一枚目の鏡――かつての日本
  • 2 二枚目の鏡――いまの日本を支える隣人
  • 3 五人の案内役
  • 4 三つの看板
  • 5 南の交差点
  • 6 数字で見る輪郭
第一章 バイクと屋台の向こう側
  • 1 スマホ一台の二刀流
  • 2 数字で見るホーチミン
  • 3 かつての日本の熱
  • 4 路上の自由と、政治の線
  • 5 戦争の記憶と、前を向く国
  • 6 南と北、都市と農村、世代
  • 7 旅の入口で
第二章 ベトナム人の一日を歩く
  • 1 南の朝、スマホの通知
  • 2 世界の時計で働く
  • 3 カフェのZ世代
  • 4 正午の店先
  • 5 夕方のビアホイ
  • 6 スコールの午後
  • 7 太陽の時計で動く村
第三章 一杯のフォーから見えること
  • 1 フォーは近代史の縮図
  • 2 バインミーと魚醤
  • 3 配達アプリとブンチャー
  • 4 砕き米と生春巻き
  • 5 練乳コーヒーの歴史
  • 6 南北の二分法の外側
  • 7 海の向こうの食卓
  • 8 命日の宴と中部の麺
第四章 サイゴンとハノイ
  • 1 北緯十七度線
  • 2 四月三十日の二つの記憶
  • 3 ドイモイという転換
  • 4 「まず豊かに」という鏡
  • 5 旅する人へ・滞在する人へ
  • 6 稼ぐ南、決める北
  • 7 北と南、同じ言葉が違う顔
  • 8 テトの花の色
第五章 祖先と、神さまと、党と
  • 1 家の中の、いちばん古い神さま
  • 2 「無宗教だけど、初詣はする」私たちへ
  • 3 寺と、菩薩と、女神たち
  • 4 教会の鐘が鳴る国
  • 5 日取りと、方角と、目に見えない力
  • 6 「党」という、もう一つの祭壇
  • 7 台所の神さまと、心の複層
  • 8 旅で、そっとのぞくために
第六章 高層ビルの下の天秤棒
  • 1 スマホ一台の男と、天秤棒の女
  • 2 空へ伸びる街と、届かない部屋
  • 3 ミンの故郷──中部の、痩せた土から
  • 4 「上京」という、日本もかつて通った道
  • 5 メコンの米、中部の海──足元を支える「遅い時計」
  • 6 「ベトナムはこうだ」と言った、そのそばから
  • 7 旅行者・滞在者への、小さな観察のヒント
  • 8 一年に一度、時計が逆に回る
  • 9 村に残された人たち
  • 10 土地が「化ける」とき
  • 11 数字で見る、上りきらない坂
第七章 働くということ、海を渡ること
  • 1 勤勉の中身
  • 2 教育というはしご
  • 3 海の向こうの娘
  • 4 渡るためのお金
  • 5 帰れないテト
  • 6 受け入れる側から
  • 7 渡らないという選択
  • 8 Z世代の働き方
第八章 なぜベトナムは「世界の工場」になったのか
  • 1 「日本の工場」から「世界の工場」へ、送り出した側の戸惑い
  • 2 ドイモイ——「開けた」という一語の重さ
  • 3 「チャイナ・プラスワン」——追い風はどこから吹いたか
  • 4 佐藤さんの工場から見える「輸出主導」という設計図
  • 5 人口ボーナス——「若い」というだけで、これほど強い
  • 6 ミンの部屋——工場だけではない、もうひとつの「世界の工場」
  • 7 反対側の視点——「勢いのある国」は、どこも同じではない
  • 8 中所得国の罠——上り坂のいちばん怖い場所
  • 9 旅する人へ——工業化のベトナムを、どこで感じるか
  • 10 佐藤さんの、帰り道
第九章 一つの党が導く国
  • 1 経済は開いた、政治は開かなかった——ドイモイのもう一つの顔
  • 2 言論と報道——事実として、制約はある
  • 3 「燃える炉」——腐敗との戦いという物語
  • 4 一人の強者ではなく、四本の柱で
  • 5 静かな鏡——日本の政治と並べてみる
  • 6 反対側から——ひとくくりにできないもの
  • 7 旅する人へ——政治を「見る」小さなヒント
  • 8 五百万分の一になるということ
  • 9 入るか、入らないか——ミンの天秤
  • 10 古い党員の、静かな誇り
  • 11 党の腕は、路地の奥まで
第十章 スマホを握った世代
  • 1 スマホは、この世代にとって「もう一つの手」だ
  • 2 タオという入り口——「顔を出す」ことのリアル
  • 3 ミンという、もう一つの上昇——教育で這い上がる
  • 4 英語、そして「世界」への渇き
  • 5 起業熱——「雇われる」より「作る」
  • 6 恋愛・結婚・出産——静かに、しかし確かに変わる価値観
  • 7 体制と個人の自由のあいだで
  • 8 国に残るか、海外へ出るか——世代の分かれ道
  • 9 旅の途中で、この世代に触れるなら
  • 10 もう一つの休憩室——「上らなかった」わけではない世代
  • 11 ライブコマースという新しい市場——「見る」と「買う」が地続きになる
  • 12 「指一本で買える」ことの影——分割払いと、静かな借金
  • 13 画面の中のもう一つの闘技場——ゲームとeスポーツ
  • 14 「常につながっている」ことの重さ
第十一章 バイクという生き方
  • 1 フンの朝、スマホ一台の商売
  • 2 数字で見る「バイクの国」
  • 3 「流れに踏み出す」という作法
  • 4 スマホが変えた、地面の下の暮らし
  • 5 ハノイのランおばさん、バイクの荷台に載せた誇り
  • 6 うなぎの寝床と、空へ伸びる街
  • 7 ミンの部屋から見える、上り坂の街
  • 8 カフェという、もう一つの居間
  • 9 日本の「車と鉄道」、ベトナムの「バイク」
  • 10 反対側から見れば——「バイクの国」も一枚岩ではない
  • 11 旅する人へ、暮らす人へ——観察のポイント
第十二章 「なんとかなる」の国
  • 1 ビアホイの笑い話
  • 2 生き延びるための心の技術
  • 3 値切りという挨拶
  • 4 クアンヘ――人と人のつながり
  • 5 建前と本音
  • 6 現金と金(きん)
  • 7 伸び縮みする時間
  • 8 ひとくくりにしないために
第十三章 楽しみは路上にある
  • 1 モッ・ハイ・バー・ヨー! 路上ビールの号令
  • 2 カフェ文明——練乳コーヒーと、椅子を街に向ける座り方
  • 3 街が赤く染まる夜——サッカーという国民の熱狂
  • 4 カラオケという、もう一つの居間
  • 5 テト——一年で最も大切な、帰る日
  • 6 中秋節——月と、灯籠と、子どもたちの夜
  • 7 市場と夜市——値切りは、コミュニケーション
  • 8 楽しみは、なぜ「路上」にあるのか
第十四章 もう一つのベトナム
  • 1 水の上で暮らすということ――メコンデルタ
  • 2 高原のコーヒーと、名前を呼ばれない人々――中部高原
  • 3 棚田の階段と、観光という両刃――北部山岳サパ
  • 4 地図の余白から、国の形を見る
  • 5 旅する人へ――余白を歩くときの作法
  • 6 消えた王国の末裔――チャム族と、海の記憶
第十五章 日本とベトナム
  • 1 縫い目の向こうにいる人
  • 2 「技能実習」という制度の、光と影
  • 3 受け入れる側の、佐藤さんの葛藤
  • 4 なぜ、こんなに親日なのか――歴史という縦糸
  • 5 非対称な依存――どちらが、どちらを必要としているのか
  • 6 スマホの中のテト
  • 7 反対側の視点――「かわいそうな実習生」の外側
  • 8 旅の途中で、観察してみる
終章 上り坂の隣人
  • 1 故郷へ帰る日
  • 2 答えの半分――勢い
  • 3 答えのもう半分――隣人
  • 4 テトの前後に旅するなら
  • 5 帰ってきた人
  • 6 ベトナムもいつか年をとる
  • 7 登らないという選択
実践編A はじめてのベトナム旅行
  • 1 まず、どんな旅にするか──規模で考える
  • 2 モデルコース1 ハノイ+ハロン湾──北の重み
  • 3 モデルコース2 ホーチミン+メコンデルタ──南の勢い
  • 4 モデルコース3 ダナン・ホイアン・フエ──中部の陰影
  • 5 モデルコース4 サパ──もう一つのベトナム
  • 6 気候──同じ国で、天気予報が三つ要る
  • 7 移動──バイクの川を、どう泳ぐか
  • 8 治安──外務省の情報から
  • 9 食──屋台の低い椅子に座れるか
  • 10 予算感──いくら持てばいいか
  • 11 旅の観察ポイント──「かつての日本」を探しに
  • 12 テトという、街が止まる時間
  • 13 反対側から見れば──「撮られる側」のこと
  • 14 村に一晩、泊まってみる
  • 15 安全でいちばん大事な「一線」──薬物のこと
実践編B 暮らす・駐在・ロングステイ
  • 1 滞在の入口――ビザと在留のこと(制度は必ず最新確認を)
  • 2 住まい――同じ街に三つの暮らしがある
  • 3 医療――安心のためにお金を払う、という構造
  • 4 家計を開いてみる――佐藤さんの一ヶ月
  • 5 通信と移動――スマホ一台で回る国、命がけの道路
  • 6 日本人社会――同じ国に、いくつもの「日本」がある
  • 7 詐欺と、楽園幻想への戒め
  • 8 もう一人の駐在――「帯同」という、静かな赴任
  • 9 北で暮らす――ハノイの冬と、ゆっくり開く人間関係
  • 10 根を張るということ――帰る場所を、選び直した人
  • 11 「悠々自適」の、その後――ある長期滞在者の話
  • 12 貸すほうから見た「外国人が住む」ということ
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
  • 1 Q1 お金の桁がこわい。ドンってゼロがいくつあるの?
  • 2 Q2 両替はどこで? カードは使える? 現金はどれくらい要る?
  • 3 Q3 値切りはするもの? どこまでOK?
  • 4 Q4 道路を渡れない。バイクの洪水をどうやって横断するの?
  • 5 Q5 カフェの頼み方が分からない。あの甘いコーヒーは何?
  • 6 Q6 チップはいるの?
  • 7 Q7 祖先の祭壇や宗教の作法で、失礼をしたくない
  • 8 Q8 写真はどこまで撮っていい?
  • 9 Q9 政治や戦争の話題は、してもいいの?
  • 10 Q10 ベトナム語、ちょっと覚えたい。でも発音が難しいって本当?
  • 11 Q11 Grabって何? SIMはどうする?
  • 12 Q12 水は飲んでいい? 衛生はどこまで気にする?
  • 13 Q13 もしものとき――緊急連絡はどうする?
  • 14 安全・健康・法律で「一線」を守る
実践編D 旅の楽しみ方カタログ ── 何を体験して楽しむか
  • 1 ① 絶景・自然 ── 海・山・島・洞窟・棚田・砂丘・高原
  • 2 ② 歴史・世界遺産・街歩き ── 旧市街・遺跡・宗教建築・壁画
  • 3 ③ 食べ歩き・食の体験 ── 屋台巡り・名物・クッキングクラス・コーヒーと茶
  • 4 ④ 体験・アクティビティ ── 海・山・野生・船・鉄道・バイク・伝統芸能
  • 5 ⑤ 買い物・市場 ── ナイトマーケット・名産・値切りの楽しみ
  • 6 ⑥ ナイトライフ・夜の楽しみ ── ルーフトップ・路上バー・ショー・夜市
  • 7 ⑦ 祭・イベントに旅程を合わせる ── いつ・どこで・何が見られるか
  • 8 ⑧ 「これだけは」珠玉の体験ベスト10
  • 9 ⑨ 地域別ハイライト早見 ── ここでの一番の楽しみ
  • 10 ⑩ タイプ別おすすめ ── あなたに向く楽しみ方

参照資料

奥付

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