北マケドニアのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
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物語の案内役
本書の構成
プロローグ オフリド湖の朝霧、アイヴァルの赤
- 1 丘の町に朝が降りる
- 2 山を越えて、首都へ
- 3 名前の話
- 4 秋は、赤い
- 5 二つの言葉が交わる地区
- 6 遠くから訪ねてくる目
- 7 輪になって
- 8 はじまりの朝へ
第一章 名前でもめた国という見出しの外
- 1 「名前でもめた国」の、もめていない朝
- 2 「旧ユーゴの小国」という、大きすぎる影
- 3 「アレクサンドロスの、あの国?」という遠い問い
- 4 湖から見る、という見方
- 5 二つの言葉、二つの信仰、ひとつの秋
- 6 見出しの、その外へ
第二章 一日を歩く
- 1 旧市街の目覚め
- 2 市場に立つ
- 3 川を渡って、若い街へ
- 4 湖のほとりへ
- 5 夕暮れの匂い
- 6 輪になって
- 7 一日の終わりに
第三章 アイヴァルとタヴチェの食卓
- 1 赤い季節――アイヴァルの匂いから
- 2 豆の鍋――タヴチェ・グラフチェ
- 3 湖からの一皿――オフリド・トラウト
- 4 幾層のパイ――ブレクと朝の匂い
- 5 分け合うということ
第四章 オフリド湖
- 1 古い水のなりたち
- 2 湖の鱒と、オフリドの真珠
- 3 漁の知恵
- 4 湖畔の町オフリド
- 5 崖の上の小さな教会
- 6 聖ナウム修道院
- 7 夏の湖
- 8 日が傾くころ
第五章 名前をめぐる長い話
- 1 名前が背負っているもの
- 2 長い議論のはじまり
- 3 二つの側の、それぞれの筋道
- 4 合意へ
- 5 新しい名で
- 6 裁定しないということ
第六章 二つの言葉、一つの国
- 1 二つの言葉のあいだで
- 2 二〇〇一年という年へ
- 3 オフリド枠組み合意
- 4 紙の上から、暮らしへ
- 5 合意のあとの手ざわり
- 6 バザールという場所
- 7 出ていく人たち
- 8 過去を、どう覚えておくか
第七章 スコピエという街
- 1 川の両岸で
- 2 像をめぐって
- 3 揺れた街、建てなおした街
- 4 マザー・テレサの生まれた街
- 5 エレナの街、若者たちの夜
- 6 老いた人の目に映る街
- 7 丘の上から
- 8 三つの時代が重なる場所
第八章 山と湖と葡萄
- 1 山がちの国という土台
- 2 二つの湖――オフリドとプレスパ
- 3 谷に広がる葡萄畑
- 4 タバコと、畑の手ざわり
- 5 山の畑、庭の恵み
- 6 水と土がつなぐ暮らし
第九章 正教とモスクと
- 1 教会の町
- 2 聖ナウムへ
- 3 家のなかの信仰
- 4 坂の下からの声
- 5 断食の月
- 6 鐘とアザーン
- 7 正教とイスラムのほかに
- 8 夕暮れの湖
第十章 アイヴァルを作る女たち
- 1 朝、市場から
- 2 輪に集まる年頃
- 3 練りの時間
- 4 秋の台所のほかの仕事
- 5 分け合うということ
- 6 冬の刺繍
- 7 家を束ねる手
- 8 遠くから来た客
- 9 棚に並ぶ赤い瓶
第十一章 二つの共同体のはざまで
- 1 「割れている」という言葉から少しだけ離れて
- 2 二〇〇一年という年のこと
- 3 二つの言葉が並ぶ通り
- 4 隣り合う祈りの音
- 5 同じ仕事場で
- 6 エレナとアルベン、あるカフェの午後
- 7 画面の中の、もうひとつの通り
- 8 出ていく人、残る人
- 9 ヨーロッパという遠い灯り
- 10 仕送りという、細い糸
- 11 結婚式という、混ざり合いの場
- 12 ストヤン爺さんの、湖からの目
- 13 ミラの台所、混ざり合う秋
- 14 藤井さんが見た、二重写しの街
- 15 同じ通りに、もっと多くの背景が
- 16 はざまで、ということ
第十二章 オロと歌と祝祭
- 1 音楽という支え
- 2 二つの暦の祝い
- 3 断食明けと犠牲の祝い
- 4 一生の節目
- 5 婚礼の日々
- 6 生まれること、送ること
- 7 輪のかたち
第十三章 もうひとつの北マケドニア
- 1 首都の速さ、村の遅さ
- 2 数え方では割り切れない人びと
- 3 トルコ系の人びと――長い時間が残したもの
- 4 ロマの人びと――型に落とさずに
- 5 セルビア系、そのほかの人びと
- 6 国の外に暮らす、もうひとりの国民
- 7 隣り合う暮らしの、小さな風景
- 8 一枚岩でない、ということ
第十四章 日本と北マケドニア
- 1 ワインをめぐって
- 2 日本語を学ぶ若者たち
- 3 輪に入れられる
- 4 開発協力という細い糸
- 5 「手を貸す」という言い方
- 6 秋の台所で
- 7 この国から学べること
- 8 分からないままで
第十五章 小さな国の、これから
- 1 名を定めた、そのあとで
- 2 NATOという扉、EUという長い廊下
- 3 多民族で立つ、という道
- 4 出ていく人、残る人、帰ってくる人
- 5 地に足のついた、これから
- 6 湖と、これからの水
- 7 台所から見た、これから
- 8 外にいる者として、隣にいる者として
- 9 小さな国の、大きな問い
終章 ふたたび、オフリド湖の朝霧へ
- 1 坂の町へ
- 2 丘のモスク
- 3 坂を下りる若者
- 4 湖畔のカフェで
- 5 最初の光
- 6 広場の輪
- 7 ベンチの日本人
- 8 憐れみでも、飾りでもなく
実践編A 旅と暮らしの手引き
- 1 いつ行くか――季節のこと
- 2 スコピエを歩く
- 3 オフリドへ、そして湖のほとりで
- 4 ワイナリーとブドウ畑
- 5 食卓の楽しみ
- 6 人と接するときの心づもり
- 7 言葉の一言
- 8 旅立つ前に、ひとつだけ
実践編B もっと知るために
- 1 「名前でもめた国」から一歩だけ先へ
- 2 古代の帰属を、軽々しく論じない
- 3 「旧ユーゴの小国」という薄い型
- 4 歴史の見取り図を、幅を持って持つ
- 5 多民族を、「対立の国」に単純化しない
- 6 少数の人びとを、型に落とさない
- 7 「像の街」という入口の、その先
- 8 二つの信仰を、図式にしない
- 9 どう調べ、どう聞くか
- 10 知らないことを、知っておく
実践編C 日本から関わる
- 1 ワインという入り口
- 2 食と文化を通じて
- 3 開発協力という関わり
- 4 バルカンから学べること
- 5 学びと交流のかたち
参照資料
奥付