万象知楽出版BANSHO CHIRAKU PUBLISHING

アメリカ北東部のリアル

万象知楽編集部 / 世界の国のリアル

アメリカ北東部のリアルの表紙

この本について

『アメリカ北東部のリアル』は、「世界の国のリアル」シリーズの電子書籍です。物語を通して、歴史と人びとの暮らしをたどります。 本書で取り上げるテーマ(一部) ・第二章 一日を歩く ― 五人の二十四時間 ・第三章 食べることは、来た道を語ること ・第四章 見えない身分社会 ― 学歴・人種・郵便番号 ・第五章 神さまの見取り図 ・第六章 メガロポリスと、忘れられた北 EPUB形式でお届けします。EPUB対応の読書アプリでお読みください。

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物語の案内役

本書の構成

プロローグ 五つの朝
  • 1 午前四時五十分、ブロンクス
  • 2 午前五時、メイン州の港
  • 3 午前六時半、ボストン、ビーコンヒル
  • 4 午前七時、ワシントンDC近郊、そして警備ゲート
  • 5 午前四時、クイーンズ寄りのアパート
  • 6 五つの朝は、たがいに知らない
  • 7 いちばん古いアメリカ、いちばん固い階層
  • 8 三つの思い込みを、これから裏返す
  • 9 五人の案内人
  • 10 朝日は、海から来る
第一章 ニューヨークを見れば、アメリカは分からない
  • 1 思い込みその一 「ニューヨークを見ればアメリカが分かる」
  • 2 思い込みその二 「自由と平等でチャンスの国」
  • 3 思い込みその三 「東部の都会は冷たくて危険」
  • 4 それでも、まずニューヨークから始める理由
第二章 一日を歩く ― 五人の二十四時間
  • 1 午前四時半 ― ディーゼルと消毒液
  • 2 午前七時 ― 逆方向の座席
  • 3 午前九時 ― 大理石と甲板と会議室
  • 4 正午 ― 昼めしの値段
  • 5 コラム ― 地下鉄十五分の寿命差
  • 6 午後三時 ― 放課後と加工場
  • 7 午後六時 ― 三つの夕食と、一つの残業
  • 8 午後九時 ― 夜番たちの点呼
  • 9 深夜 ― 交代で眠る街
第三章 食べることは、来た道を語ること
  • 1 朝六時、湯気の匂いから始まる
  • 2 ピザは畳んで、歩きながら
  • 3 ボデガの窓口 ― チョップドチーズという発明
  • 4 週末、マリソルの台所
  • 5 浜の値段、観光地の値段 ― ロブスターロール
  • 6 エレノアの鍋 ― ニューイングランドの白い汁
  • 7 フィラデルフィアの流儀 ― チーズステーキ
  • 8 教会の地下のごちそう ― ソウルフード
  • 9 ダイナーの止まり木
  • 10 市場の野菜と、砂漠の売店
  • 11 財布と胃袋 ― 日本との対比
  • 12 旅行者の観察ポイント
  • 13 十一月にまた、この話をしよう
第四章 見えない身分社会 ― 学歴・人種・郵便番号
  • 1 鐘の音は誰のために鳴るか
  • 2 「家系より本棚を見なさい」
  • 3 願書の秋 ── ブロンクスの台所から
  • 4 レガシーという名の静かな相続
  • 5 赤い線の地図 ── 郵便番号は覚えている
  • 6 大理石の下の道 ── ダリウスの場合
  • 7 アファーマティブアクション ── 二つの肉声
  • 8 大学に行かない、という選択
  • 9 日本の鏡 ── 東京と偏差値と「実家の太さ」
  • 10 それでも階段は使われている
  • 11 旅行者のための観察メモ
第五章 神さまの見取り図
  • 1 日曜の朝、鐘とゴスペルとベーグルと
  • 2 世俗化の最先端、ニューイングランド
  • 3 移民の波は、教会の波だった
  • 4 ケイティの町の、白い教会の地下室
  • 5 ブルックリンの土曜日
  • 6 ダリウスの月に一度
  • 7 信じる人々への敬意、信じない人々への敬意
  • 8 初詣とロザリオ ― 日本の鏡
  • 9 旅行者のための小さな観察ポイント
第六章 メガロポリスと、忘れられた北
  • 1 一本につながった都市 ― メガロポリスという発見
  • 2 回廊の重さ ― 集まることの光と影
  • 3 地図を北へめくる ― アップステートという別世界
  • 4 工場が去った町、大学が残した町
  • 5 ダイナーの逆説 ― 置き去りの感覚
  • 6 息継ぎ ― ケイティの町の二月
  • 7 東京と地方 ― 日本の鏡
  • 8 旅行者のための観察ポイント
第七章 働くということ ― 時給の街、年俸の街
  • 1 午前四時のエレベーター
  • 2 時給二十二ドルの夜 ― マリソルの給与明細
  • 3 浜の給料は海が決める ― ケイティの一年
  • 4 「安定」という名の遺産 ― ダリウスの選択
  • 5 エレノアの教え子たち ― 象牙の塔の時給労働
  • 6 自転車の上の経済 ― ギグワークの顔
  • 7 時給の地図 ― 州境をまたぐと賃金が変わる
  • 8 会社が国の代わりをする国 ― 保険と年金の話
  • 9 チップの内側 ― もらう側の論理
  • 10 二つの仕事があたりまえ、の層
  • 11 転職はキャリア、退職は日常 ― 日本との鏡
  • 12 コラム 郵便番号と給与明細
  • 13 旅行者の観察ポイント
第八章 経済 ― 工場が去って、大学と病院が残った
  • 1 川の音と、止まった水車
  • 2 エレノアが語る、ボストンの浮き沈み
  • 3 工場が支えた「太い中流」と、その消え方
  • 4 エズ・アンド・メズ ― 大学と病院という「新しい工場」
  • 5 鉄の街の大転換 ― ピッツバーグという教科書
  • 6 金融の都と、保険の都 ― 成功と苦戦を分けたもの
  • 7 反対側の声 ― 「大学の町」に住めない人々、「大学のない町」の誇り
  • 8 成功の副作用 ― 栄えた街ほど、住めない
  • 9 日本の鏡 ― 城下町のその後
  • 10 旅の観察ポイント ― 経済は建物の「二代目」に出る
第九章 大理石の下のワシントン
  • 1 ナンバープレートの抗議
  • 2 大理石の街を歩く
  • 3 もう一つの街 ― ゴーゴーの鳴る夜
  • 4 州が「国」に近い、という感覚
  • 5 のろさの設計 ― 法律ができるまで
  • 6 「お仕事は?」の街
  • 7 Kストリートの住人たち
  • 8 シャットダウン ― 給料が止まる朝
  • 9 赤と青 ― 分極化を構造として見る
  • 10 反対側から見たワシントン
  • 11 旅行者のための小さな注釈
  • 12 大理石の下で
第十章 若者たち ― ローンとルームメイトと
  • 1 目覚ましが四つ鳴る部屋
  • 2 六桁の借金と、十八歳の署名
  • 3 ヤミレスの願書
  • 4 ルームメイトという人生の同居人
  • 5 親指で始まる恋
  • 6 スマホの中の分断と、路上の連帯
  • 7 大学に行かない、という誇り
  • 8 インターンと「実家の太さ」
  • 9 副業と送金アプリと、財布のない暮らし
  • 10 心の天気の話をしよう
  • 11 日本の若者と、鏡の中で
  • 12 旅行者が見るなら
  • 13 病院の廊下で
第十一章 暮らしの手触り ― 地下鉄・古い家・長い冬
  • 1 眠らない地下鉄という思想
  • 2 鉄の馬たち ― アムトラックと通勤鉄道
  • 3 築百年の家と、カンカン鳴る暖房
  • 4 雪の朝の儀式
  • 5 夏の消火栓、コインランドリーの午後
  • 6 買い物の地図 ― ボデガから宅配まで
  • 7 家賃という重力と、抽選の希望
  • 8 車と薪と井戸 ― もう一つの暮らし
  • 9 日本の住まいと、鏡の中の違い
  • 10 旅行者の観察ポイント
第十二章 矛盾とうまくやる知恵
  • 1 せっかちだが親切、の力学
  • 2 「調子どう?」に、本当のことは言わない
  • 3 ほめ言葉は投げ捨てるもの、Sorry は出し惜しむもの
  • 4 声を上げる文化、行列の作法
  • 5 訴訟社会の裏側の「お互いさま」
  • 6 チップという潤滑油
  • 7 悪態は愛情表現である ― 皮肉とユーモアの流儀
  • 8 ボランティアと寄付 ― 個人主義の国の、分厚い共助
  • 9 人種の話を、しない人と、しないわけにいかない人
  • 10 観察のポイント ― 旅行者は「矛盾」をどこで見られるか
第十三章 楽しみ ― 球場と芝居と海辺
  • 1 四月の球場は、匂いから始まる
  • 2 呪いと家系 ― ソックス愛の百年
  • 3 日曜日は教会と、それからフットボール
  • 4 酒場という居間 ― バーとハッピーアワー
  • 5 十九時のミッドタウン ― ブロードウェイと当日券
  • 6 無料という名の贅沢 ― 公園と図書館と美術館
  • 7 音の楽しみ ― 地下のジャズと、ワシントンの鼓動
  • 8 十五歳の夜 ― キンセアニェーラ
  • 9 海辺の夏 ― ジャージーショアとケープコッド
  • 10 ケイティの夏 ― 迎える側の楽しみ
  • 11 秋の祝祭 ― ハロウィンから感謝祭前夜へ
  • 12 お金をかける楽しみ、かけない楽しみ
  • 13 旅行者のための観察ポイント
第十四章 もう一つの北東部 ― 森と海のメイン
  • 1 海の畑を耕す
  • 2 夏の顔と、冬の顔
  • 3 誇りと、静かな影
  • 4 森と海の、もとの持ち主
  • 5 山のもう一つの理想
  • 6 都会の視線を裏返す
  • 7 旅の観察ポイント
第十五章 日本と北東部 ― 黒船からベーグルまで
  • 1 港の匂いは、百七十年前も
  • 2 少女たちは、東へ渡った
  • 3 縦縞のユニフォームと、日本語の実況
  • 4 駐在員の街 ― 見えない日本人町
  • 5 ロックフェラー・センターを買った国
  • 6 寿司から、おにぎりへ
  • 7 アメリカから見た「日本」
  • 8 佐藤さんの二年 ― 別居婚の駐在員として
終章 感謝祭のテーブル
  • 1 ブロンクスの、いちばん大きなテーブル
  • 2 ビーコンヒルの、二人だけの食卓
  • 3 フィラデルフィアへ、車を走らせて
  • 4 浜の家の、遅い夕食
  • 5 翌朝の、残り物
  • 6 感謝祭という、ひとつの物語
  • 7 積み重なって、混ざらない
  • 8 日本の食卓へ、静かな問いを
実践A はじめての北東部旅行
  • 1 どこを、何泊で回るか ― モデルコースの考え方
  • 2 いつ行くか ― 季節という賭け
  • 3 入国の準備 ― ESTAとパスポート
  • 4 空港から街へ ― 最初の関門、入国審査
  • 5 つながる手段 ― 通信とアプリ
  • 6 地下鉄の乗り方と、深夜の作法
  • 7 都市から都市へ ― 鉄道とバスの選び方
  • 8 チップ ― 払う文化の内側
  • 9 予算の見取り図
  • 10 ホテルと地区の選び方
  • 11 街の罠 ― スリ、ぼったくり、偽チケット
  • 12 荷造りと、心の準備
実践B 北東部に暮らす
  • 1 まず「どの資格で来るか」— 在留の形
  • 2 家を借りる — 信用履歴という見えない門
  • 3 医療保険 — この章でいちばん大事な話
  • 4 社会保障番号と銀行 — 生活の背番号
  • 5 学校と学区 — 郵便番号が決める教育
  • 6 車は要るのか — ニューヨークと、それ以外
  • 7 買い物と暮らしのお金
  • 8 冬を越す — 北東部の生活は寒さとの交渉
  • 9 税を納める — 春の恒例行事
  • 10 孤独とどう付き合うか — コミュニティを見つける
実践C 実用Q&A ― お金・言葉・マナー・安全
  • 1 お金とカード ― 「現金がいらない街」で戸惑わないために
  • 2 チップ ― 「いくら払えばいいのか」問題
  • 3 服装 ― カジュアルの幅とTPO
  • 4 マナーと話題 ― 何を話し、何を話さないか
  • 5 英語ミニ会話 ― これだけあれば動ける
  • 6 安全・法律・健康 ― ここだけは必ず読んでおく

参照資料

奥付

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