タンザニアのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ スワヒリの挨拶と、スパイスの香りと、白い頂
- 1 ジャンボとハクナ・マタタ
- 2 スパイスの島の香り
- 3 雲の上の白い頂
- 4 三つの思い込み
- 5 静かな達成という核心
- 6 楽園ではない
- 7 五人の道案内
- 8 もう一度、あの風の中へ
第一章 「サファリの国」だけでは、何も見えない
- 1 「サファリの国」──その言葉が、隠してしまうもの
- 2 「可哀想なアフリカ」──誇りと知恵を、見落とすまなざし
- 3 「よく知らないアフリカのどこか」──世界的な宝を、持つ国
- 4 森さんの、まなざしが変わった日
- 5 五人の隣人たち
- 6 「だけ」を、外してみる
第二章 タンザニア人の一日を歩く
- 1 夜明け前――四つの朝が、同じ空の下で始まる
- 2 港町の朝――ジュマの、鳴りやまない電話
- 3 島の朝――アシャの、丁子の香り
- 4 農村の朝――ネーマの、山の水と、コーヒーの木
- 5 「外から来た人」の朝――森さんの、驚きの一日
- 6 昼――四つの暮らしが、それぞれの正午を迎える
- 7 午後――違う空の下で、同じように過ぎていく時間
- 8 夕方――祈りと、語らいの時間
- 9 夜――四つの一日が、それぞれの終わりを迎える
第三章 ウガリと、ピラウと、スパイス
- 1 手で食べる、ということ
- 2 「食べたか?」が、あいさつになる国
- 3 豆と、青菜と、たまの肉
- 4 コーヒーの村で、コーヒーを飲まない
- 5 街の食べ物、炭火の匂い
- 6 なぜ、島は、こんなに香るのか
- 7 スパイス農園を、歩く
- 8 インド洋の、恵み
- 9 甘い、一杯のチャイ
- 10 旅の途中で、食卓に触れるなら
- 11 分け合う、という食卓の、根っこ
第四章 スワヒリ語が、国を結んだ
- 1 海が運んできた言葉
- 2 百二十を超える、という重み
- 3 支配者たちが来て、去った
- 4 ニエレレという先生
- 5 一つの言葉を、みんなのものに
- 6 言葉を、鍛える
- 7 名前と、心と
- 8 日本という、鏡
- 9 すぐ隣の、違う道
- 10 言葉のなかの、知恵
- 11 それでも、完璧ではない
- 12 名前を呼ぶということ
第五章 みんなで、分け合う夢
- 1 「家族の国」という発想
- 2 アルーシャの、宣言
- 3 学校と、読み書きと、スワヒリ語
- 4 世界の、真ん中で
- 5 村に、集める
- 6 夢と、台所の勘定
- 7 日本の、鏡
- 8 「それでも」と言う人、「あれは違った」と言う人
- 9 先生の、引き際
- 10 滞在の、小さな窓
第六章 スパイスの島の、光と影
- 1 石の街の、迷路
- 2 アシャという、一人の島の女
- 3 クローブの、匂いの記憶
- 4 スルタンが、海を渡ってきた
- 5 傷──連れ去られた人々のこと
- 6 過去と、どう向き合うか──日本との、鏡
- 7 もう一つの傷──一九六四年の、革命
- 8 連合──本土と、島
- 9 スパイスと、観光と、いまの暮らし
- 10 混ざり合いが、生んだもの
- 11 島の、夕暮れ
第七章 ダルエスサラームの、鼓動
- 1 バジャジの後ろで考えること
- 2 渋滞という名の、日常
- 3 港という、心臓
- 4 地の下からの、期待と、慎重さ
- 5 魚市場の、朝
- 6 光と、影
- 7 若い国、という土台
- 8 旅で、この鼓動に触れるなら
- 9 「自分のボス」たちの街
第八章 アフリカの、屋根と、大平原
- 1 屋根の上の、雪
- 2 チャガの、山の暮らし
- 3 山で働く人たち
- 4 大平原へ
- 5 「動物のための土地」と、人の暮らし
- 6 畑の隣に、ゾウが来る
- 7 観光という、命づな
- 8 日本の自然と、観光と
- 9 山を下りる観光客と、山に暮らす人
第九章 モスクと、教会が、隣り合う
- 1 祈りが刻む一日
- 2 道を挟んだモスクと教会
- 3 共存を支える三つの糸
- 4 多数派なき百二十の民族
- 5 海からの信仰、陸からの信仰
- 6 日本という鏡
- 7 平穏の難しさ
- 8 旅人へ
第十章 「問題ない」の、知恵
- 1 「問題ない」は、本当に問題がないのか
- 2 なぜ、この国は急がないのか
- 3 ことわざが、教えていること
- 4 分け合う、ということ
- 5 穏やかさの、裏側
- 6 挨拶に、時間をかける国
- 7 日本の「和」と、どこが同じで、どこが違うのか
- 8 「外れない速さ」を、もう一度
第十一章 スワヒリと、スマホの世代
- 1 いちばん若い国のひとつ
- 2 二つの言葉を生きる
- 3 財布を持たない世代
- 4 手のひらの中の広場
- 5 ボンゴ・フレーバーという声
- 6 学びは広がった、けれど
- 7 インフォーマルという、たくましさ
- 8 小さな起業家たち
- 9 都会の灯と、農村の土
- 10 苛立ちと、それでもの希望
- 11 旅の途中で
第十二章 ボンゴ・フレーバーと、海と
- 1 金曜の夜のベース
- 2 ターラブという混ざり合いの調べ
- 3 祝いの席の音楽
- 4 シンバとヤンガ
- 5 祭りの一年
- 6 海という楽しみ
- 7 森さんが見つけたもの
第十三章 ダルエスサラームの、外へ
- 1 首都は、内陸にある──ドドマという静けさ
- 2 白い頂の麓で──モシとアルーシャ、そしてネーマの故郷
- 3 マサイの大地──セレンゲティと、共に生きるということ
- 4 南の高原と、緑の丘──ムベヤ、イリンガ、そして「大南部」
- 5 二つの海のような湖──タンガニーカとヴィクトリア
- 6 スパイスの島の、光と、深い影──ザンジバル
- 7 連合という、選択──本土と島のあいだ
- 8 インド洋の海岸で──もう一つの、海の暮らし
- 9 一つの国のなかに、いくつもの世界
- 10 道が、国を一つにした──ムゼー・ババの記憶
- 11 旅する者への、小さな覚え書き
第十四章 キリマンジャロと、開発と、縁
- 1 山の斜面で育つ、赤い実
- 2 百年前から、農民たちは手を組んでいた
- 3 荷を担ぐ人たちの、山
- 4 サファリという、もう一つの縁
- 5 ダルエスサラームの、橋
- 6 中国の鉄道と、日本の関わり方
- 7 「与える・与えられる」を、越えて
- 8 それでも、たやすくはない
- 9 旅の途中で、出会うために
第十五章 憎み合わない、という選択
- 1 「あちら」を、裁かないということ
- 2 なぜ、燃え広がらなかったのか
- 3 混ぜる、という工夫
- 4 火種は、あった
- 5 若い世代は、選び続けるか
- 6 森さんが、日本を思うとき
- 7 分断の時代に、この国が差し出すもの
- 8 滞在の、小さな窓
終章 一つで、いるということ
- 1 金色に暮れる海
- 2 三つの像を裏返して
- 3 楽園ではない、それでも
- 4 日本という鏡、ふたたび
- 5 同じ色に塗りつぶさない「一つ」
- 6 五人の、その後
- 7 もう一度、あの夕暮れへ
実践編A はじめてのタンザニア旅行
- 1 タンザニアは、ケニアとは別の国
- 2 タンザニアの四つの顔
- 3 小さな旅──ザンジバルか、サファリか、一つに絞る
- 4 中くらいの旅──サファリとザンジバルを、つなぐ
- 5 大きな旅──四つの顔を、すべて
- 6 気候──赤道の近く、でも高地は涼しい
- 7 ビザと、入国の手続き
- 8 移動──国内線とサファリツアーを、うまく使う
- 9 通信──つながる国
- 10 お金──シリングと、現金と
- 11 健康──マラリアと、水と
- 12 安全──具体的に知り、具体的に備える
- 13 ザンジバルでの服装──島の信仰への、心配り
実践編B 暮らす・駐在・関わる
- 1 在留の入口――ビザと、許可証と、気の長さ
- 2 住まい――塀と、門番と、ご近所
- 3 街で暮らす――買い物、渋滞、そして安全
- 4 医療とマラリア――ここは真剣に
- 5 お金のこと――コストと、通信と
- 6 仕事で関わる――観光、開発、そして資源
- 7 スワヒリ語が、距離を縮める
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと──スワヒリ語のあいさつ
- 3 人との付き合い方
- 4 ザンジバルと、イスラムへの配慮
- 5 写真のマナー
- 6 健康と安全
- 7 緊急時のこと
- 8 デリケートな話題と、どう向き合うか
- 9 最後に──旅の心構えとして
参照資料
奥付