ミャンマーのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
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この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 黄金のパゴダと、タナカの頬と、遠い銃声
- 1 托鉢と、タナカの朝
- 2 平和の底にある、遠い銃声
- 3 三つの像
- 4 百三十を超える民族
- 5 二枚の鏡
- 6 もう一枚の鏡――日本
- 7 五人の、道連れ
- 8 結びに、ひとつの約束
第一章 「軍政の怖い国」だけでは、何も見えない
- 1 一つめ──「軍政とロヒンギャの、怖い国」
- 2 二つめ──「黄金の、仏教の国」
- 3 三つめ──「よく知らない、東南アジアのどこか」
- 4 三つの裏返しが、指さすもの
- 5 「国」と、「人」を、分けるということ
- 6 あの写真の、続きへ
第二章 ミャンマーの人々の一日を歩く
- 1 夜明け前 ―― 祈りから始まる一日
- 2 同じ朝 ―― 市場のわきで
- 3 山あいの朝 ―― もう一つのミャンマー
- 4 遠くから ―― 斉藤さんの目覚め
- 5 昼 ―― 市場という、生きている場所
- 6 昼 ―― 若者の、静かな時間
- 7 昼過ぎ ―― 山あいの、労働と信仰
- 8 正午 ―― 分け合う、という所作
- 9 夕 ―― 停電の街
- 10 夜 ―― 三つの、違う夜
- 11 夜 ―― 斉藤さんの、祈りに似たもの
- 12 一日の終わりに ―― 続いていくこと
第三章 モヒンガーと、お茶の葉のサラダ
- 1 国民食、という言葉のほんとうの意味
- 2 発酵させたお茶の葉を、食べる国
- 3 山盛りの副菜と、カレーの国
- 4 市場から、台所へ
- 5 三つの大きな国に、抱かれて
- 6 甘いお茶の、店で
- 7 モヒンガーだけじゃない、朝と、おやつ
- 8 托鉢の鉢に、ごはんを
- 9 乏しさの、なかで
- 10 日本の食卓と、鏡のように
- 11 「ミャンマーの食」と、ひとくくりにする前に
- 12 いつか、食べられる日に
第四章 パガンの、千の仏塔
- 1 軍政の国、その底にあるもの
- 2 パガン、信仰のはじまり
- 3 日本という、もう一つの鏡
- 4 仏教の国に、こぼれ落ちるもの
- 5 王朝は移り、誇りは残った
- 6 王を、失うということ
- 7 独立への、坂道
- 8 自由という、新たな問い
第五章 二〇二一年、二月
- 1 少年の日から、長い軍政へ
- 2 一九八八年、通りを埋めた人々
- 3 「ザ・レディ」と呼ばれた歳月
- 4 開かれていった時代
- 5 二〇二一年二月、クーデターの朝
- 6 スーチーをめぐる、分かれた見方
- 7 日本から見る、自由の重さ
- 8 夜明けを、待つ人
第六章 山の民の、長いたたかい
- 1 数えきれない、民族の顔
- 2 パンロンの約束と、内戦のはじまり
- 3 銃を持つ、両側の人々
- 4 山に眠る、翡翠とルビー
- 5 西の海辺で、起きたこと
- 6 山と、都市が、出会うとき
- 7 いま、旅ができない場所
- 8 豊かさと、傷と、隣り合わせで
第七章 スマホと、抵抗と、亡命と
- 1 光の見えた、二〇一〇年代
- 2 鍋の音と、市民不服従
- 3 スマートフォンという、武器
- 4 止まってしまった時間
- 5 同じ画面、違う夜
- 6 「亡命」という、重い言葉
- 7 抵抗と、再建のあいだで
- 8 三つの、覚えておきたいこと
第八章 祈りの、風景
- 1 金色の山──シュエダゴン・パゴダ
- 2 山の上の、金色の岩
- 3 一度は、僧になる
- 4 千の仏塔の、平原
- 5 水の上に、暮らす
- 6 アジアの、米びつ
- 7 大地の、宝
- 8 支える、力として
- 9 遠くから、手を合わせる
第九章 頬に、木の粉を塗って
- 1 腰に巻く、一枚の布
- 2 赤く染まる、一包み
- 3 微笑みと、布施
- 4 得度という、習わし
- 5 旅人を、迎える家
- 6 日本との、近さと違い
- 7 夕方の、市場で
第十章 慈悲の国で、なぜ
- 1 慈悲の教えと、その深さ
- 2 「なぜ」を、ずらして考える
- 3 権力が、袈裟を着るとき
- 4 僧たちが、鉢を、伏せた
- 5 恐怖が、宗教の顔をするとき
- 6 線を引かれた、記憶
- 7 民族と、宗教が、重なるとき
- 8 日本という、鏡
- 9 それでも、慈悲の側に立つ人々
- 10 立ち止まったまま、進む
第十一章 開きかけた扉が、閉じて
- 1 扉が、開いていた十年
- 2 扉が閉じた朝
- 3 崩れた、見通し
- 4 小さな灯りを、つなぐ
- 5 山の、機の音
- 6 ひとつの物語に、しない
- 7 遠い国の、鏡として
第十二章 水かけ祭りと、静かな喜び
- 1 びしょ濡れの、街角で
- 2 清めと、敬いと
- 3 水の飛ばなかった、年
- 4 日本の、祭りと鎮魂
- 5 手のひらの、小さな喜び
- 6 歌と、踊りは、消えなかった
- 7 お茶と、サッカーと
第十三章 ヤンゴンの、外へ
- 1 バガン、仏塔の平原へ
- 2 マンダレー、金箔の街で
- 3 シャン高原と、インレー湖
- 4 カチンの山と、山の民のたたかい
- 5 西の海辺、ラカインへ
- 6 南の海と、モーケンの舟
- 7 ヤンゴンの外へ、心の足を
第十四章 縁と、いまできること
- 1 竪琴の、鳴った戦場
- 2 占領は、誰の記憶か
- 3 米と、道と、工場と
- 4 扉が、また閉じたとき
- 5 高田馬場の、若者たち
- 6 国と、人は、ちがう
- 7 いま、できること
- 8 一杯の、スープの向こうに
第十五章 微笑みは、消えない
- 1 三つの、絡みあった糸
- 2 それでも、奪われなかったもの
- 3 まだ見ぬ明日を、見る目
- 4 海の向こうの、わたしたちへ
- 5 消えない、金色の光
終章 夜明けを、待つ国
- 1 たたまれていく、一日
- 2 祈る人と、消えない灯り
- 3 灯りの下の、暮らし
- 4 答えの出ない、問い
- 5 国と、人は、違う
- 6 自由の、重さ
- 7 五人へ、そして待つこと
- 8 夜明けを、待とう
実践編A いま、ミャンマーと、どう出会うか
- 1 まず、いちばん大切なこと──出かける前に、必ず確かめる
- 2 日本の食卓で、ミャンマーと出会う
- 3 黄金のパゴダと、バガンの美を、心に思い描く
- 4 日本で暮らす、ミャンマーの人々と出会う
- 5 「正しく知る」ということ
- 6 出会いの、いろいろな入り口
- 7 いつか、また会える日のために
実践編B 支える・知る・つながる
- 1 斉藤さんの、あの日々
- 2 すぐそばに、いる
- 3 「支える」の前に、「知る」
- 4 善意が、独りよがりにならないために
- 5 「軍政と市民を分けて、正しく知り続ける」
- 6 人道支援という、遠くて近い手
- 7 日本に、いて、できること
実践編C 実用Q&A・言葉・文化
- 1 通貨と両替、物価の感覚
- 2 あいさつの言葉
- 3 パゴダとお寺での作法
- 4 タナカとロンジー、人とのつきあい方
- 5 写真を撮るときに
- 6 日本で出会うミャンマーの人と
- 7 デリケートな話題への向き合い方
参照資料
奥付