ラトビアのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 松の森と、琥珀の浜と、数万人の歌声
- 1 森と琥珀の国
- 2 数万人の歌声
- 3 三つの思い込み
- 4 深い傷の歴史
- 5 歌う革命
- 6 五人の道案内
- 7 夏至の夜に
第一章 「バルトのどれか」だけでは、何も見えない
- 1 「バルトのどれか」を疑う
- 2 「旧ソ連の小国」を疑う
- 3 「寒くて地味な北の国」を疑う
- 4 ひとつの色では塗れない国
- 5 決まり文句の向こう側
第二章 ラトビアの人々の一日を歩く
- 1 森の夜明けとヤーニスの一日
- 2 リガの朝、イルゼの目覚め
- 3 石渡さんの旧市街歩き
- 4 ヴェルダおばあちゃんの庭
- 5 昼のひととき
- 6 午後、それぞれの時間
- 7 夕方の食卓と歌
- 8 夜、一日の終わりに
第三章 黒パンと、蜂蜜と、ベリー
- 1 黒パンの匂い
- 2 じゃがいもという土台
- 3 湖と海の恵み
- 4 蜂蜜という誇り
- 5 発酵と酸味の乳製品
- 6 森の恵みの、その先へ
- 7 ヴェルダおばあちゃんの記憶
第四章 騎士団から、帝国まで
- 1 森の民が、まだ誰にも支配されていなかったころ
- 2 十字架と、剣と
- 3 バルト・ドイツ人という、上の層
- 4 主が、次々と替わる土地
- 5 帝国のなかの、ラトビア
- 6 目を覚ます、歌の民
- 7 嵐のなかから、生まれた国
第五章 占領と、シベリアと、ホロコースト
- 1 ヴェルダおばあちゃんの記憶
- 2 年表をたどる
- 3 ホロコースト、絶滅への道
- 4 選べなかった若者たち
- 5 体制と人を分けて見る
- 6 日本という鏡
- 7 ひとつの物語にしない
第六章 バルトの金と、深い緑
- 1 季節がめぐる森
- 2 鳥と獣の隣人
- 3 湿原と、ラトビアのスイス
- 4 海と琥珀
- 5 消えかけた、もうひとつの言葉
- 6 海の恵みと、蜂の一日
- 7 都会の若者と、運命の川
- 8 冬という試練
第七章 バルトの、パリ
- 1 「バルトのパリ」という呼び名
- 2 ハンザの記憶——川と、海と、商人の街
- 3 美しさの、裏側
- 4 田舎者の目に映るリガ
- 5 生きている港
- 6 川が、街を分ける
- 7 日本の街と、リガの街
- 8 冬の街、夏の街
- 9 街が、歌いはじめるとき
- 10 旅する人へ——石の森の歩き方
第八章 ラトビア語と、ロシア語のあいだ
- 1 なぜ、二つのラトビアが生まれたのか
- 2 ラトビア語という、取り戻した誇り
- 3 非市民という制度
- 4 世代による、傷の深さ
- 5 教育とメディアという境界
- 6 統合と同化のあいだ
- 7 橋を架ける人々
第九章 大国の隣で
- 1 選べなかった場所
- 2 国境の、近い村で
- 3 警戒と、穏やかな暮らしのあいだ
- 4 小さな国の、三つの生き方
- 5 豊かさという、もうひとつの防壁
- 6 三つの姉妹の、手のつなぎ方
- 7 忘れないという、いちばん静かな守り
- 8 二つの層の、あいだにいる人々
- 9 目に見えない、もうひとつの国境
- 10 日本という鏡
第十章 歌い、つなぐ人々
- 1 手袋に編み込まれた、いのりの模様
- 2 占領下で、女たちが守ったもの
- 3 祭典の奥にあった、台所の歌声
- 4 世代は、確かに渡っていく
- 5 日本の、置いてきたもの
- 6 国境を越えて通う、もうひとつの糸
- 7 ダイナと、いまを生きる女性たち
- 8 編み上がった、小さな手袋
第十一章 小さな国から、世界へ
- 1 自転車で、世界とつながる
- 2 小さな国から生まれた技術
- 3 冷凍庫にしまわない伝統
- 4 ラトビア系も、ロシア系も
- 5 森があるから、ここにいる
第十二章 数万の声が、ひとつになる
- 1 数万人の集うステージ
- 2 歌と踊りの祭典
- 3 一八七三年からの歴史
- 4 ソ連時代に歌われた歌
- 5 夏至の祭り、ヤーニ
- 6 こぼれ落ちるもの
- 7 旅する人への手引き
- 8 最後の夜に
第十三章 リガの、外へ
- 1 松と砂浜のあいだ──ユールマラ
- 2 川と、城のある谷──ヴィゼメとシグルダ
- 3 東へ──ラトガレの湖と、二つの言葉
- 4 西へ──クルゼメの港と、風の丘
- 5 平野と、宮殿──ゼムガレ
- 6 空き家と、帰る人
- 7 ヴェルダおばあちゃんの、田舎
- 8 地方から見ると、国の形が変わる
第十四章 歌と、森と、技術の縁
- 1 声を合わせるということ
- 2 森が結ぶもの
- 3 小さな国の、技術
- 4 反対側から見ると
- 5 石渡さんが持ち帰ったもの
第十五章 小さな民族の、大きな歌
- 1 「守った」という言葉の、重さ
- 2 なぜ、言葉と歌だったのか
- 3 森という、もう一つの守り
- 4 歌う若者たちが、受け取ったもの
- 5 手をつないだ、あの日
- 6 「取り戻した」その先の、いちばん難しい課題
- 7 日本にとっての、問い
- 8 小さいままで、大きいということ
終章 森を渡る、歌
- 1 ヴェルダおばあちゃんのこと
- 2 ヤーニスのこと
- 3 石渡さんが聞いた歌
- 4 イルゼが歌う理由
- 5 アルトゥルスが戻ってきた理由
- 6 柔らかいものが残る
- 7 問いに戻る
- 8 夏至の夜に
実践編A はじめてのラトビア旅行
- 1 入国とシーズンの基本
- 2 規模の小さな旅──リガの一日
- 3 規模の中ほどの旅──海と森へ
- 4 規模の大きな旅──地方をめぐる
- 5 移動と言葉
- 6 費用と安全
- 7 日本との対比、そして旅の終わりに
実践編B 暮らす・関わる
- 1 滞在資格を整える
- 2 住まいを選ぶ
- 3 暮らしの実務と季節
- 4 子どもと医療、家計
- 5 サウナと人づきあい
- 6 世界とつながる三つの分野
- 7 歴史の傷と向き合う
- 8 根を張るということ
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと
- 3 森と自然への付き合い方
- 4 歌の祭典と写真
- 5 歴史と向き合う
- 6 買い物と食
- 7 季節・移動・暮らしの実務
- 8 安全と人づきあい
参照資料
奥付