モナコのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 早朝の港、動きはじめるエレベーター
- 1 空が白みはじめる
- 2 三つの言葉
- 3 岩の上の古い街
- 4 公共の交通になったエレベーター
- 5 朝の交通と、国境の向こう
- 6 従業員の入口
- 7 旧市街の路地
- 8 海を調べてきた建物
第一章 遊び場という枠の外
- 1 狭さという条件
- 2 看板の向こう側
- 3 税をめぐる型
- 4 結果ではなく、条件から
- 5 隣の国との関係
- 6 夕方、流れが逆になる
第二章 一日を歩く
- 1 夜が明ける前の坂
- 2 国境らしくない国境
- 3 動かない車列
- 4 鉄道は山のなかを通る
- 5 街が縦に動きはじめる
- 6 高さを覚える街
- 7 昼の港
- 8 岩の上と、海の下
- 9 午後の街の音
- 10 夕方、流れが反転する
- 11 夜の仕事
- 12 一日が一周する
第三章 バルバジュアンの食卓
- 1 バルバジュアンとは何か
- 2 「材料は安い」という一言
- 3 焦げた薄焼きと、朝のカウンター
- 4 魚屋の台
- 5 どこの料理か、という問い
- 6 狭い台所で百個を揚げる
- 7 行事と、作る人
- 8 食卓の層
第四章 二平方キロメートル
- 1 例外的に平らな場所
- 2 縦の道
- 3 上へ伸ばす、下へ掘る
- 4 出したものの行き先
- 5 水と電気と、雨と海
- 6 海に土地を足す
- 7 緑と、削らないもの
- 8 買い物の道のり
第五章 岩の上の家
- 1 グリマルディという名
- 2 修道士の逸話
- 3 切れては繋ぎ直された線
- 4 宮殿という建物
- 5 国の仕組み
- 6 岩の上の家は、どう受け取られているか
- 7 観光地であり、住宅地である
- 8 境目を探す
第六章 賭博場が変えたもの
- 1 賭博場ができる前の暮らし
- 2 失われた土地と、消えた収入
- 3 前例と、最初の失敗
- 4 人と、線路
- 5 収入の立て方が変わる
- 6 住む人が賭けない部屋
- 7 坂を上り下りする人たち
- 8 名前が先に広がる
第七章 海を調べる
- 1 崖の上に建てた理由
- 2 骨と、瓶と、貼られた紙
- 3 潜る技術が変えたもの
- 4 水槽の中の地中海
- 5 ほとんど閉じた海
- 6 海を守るという作業
- 7 続けることの難しさ
第八章 走る二日間
- 1 柵が立つまで
- 2 走らない季節の道筋
- 3 閉じられた道で暮らす
- 4 儲かる店と、静かになる店
- 5 音について
- 6 走る日は二日
- 7 危険と、そのあとに足されたもの
- 8 冬の催し
第九章 通ってくる人たち
- 1 朝の道路と、あっけない国境
- 2 なぜ向こう側に住むのか
- 3 二つの国にまたがる書類
- 4 坂とエレベーターの朝
- 5 夕方、逆向きの流れ
- 6 ひと括りにできない人たち
- 7 書き方を間違えそうになる
第十章 少数派としてのモネガスク
- 1 数のこと
- 2 住まいと、順番待ちの列
- 3 台所と港に残った言葉
- 4 祝いの日と、役目の回り方
- 5 生活の店が減るということ
- 6 線は制度の上にある
- 7 年をとる街で
第十一章 税のかたち
- 1 税より先に、家賃の話
- 2 どうしてこの形になったのか
- 3 いまの骨格
- 4 どこから取っているのか
- 5 出ていく側
- 6 「タックスヘイブン」という言葉
- 7 書類が増えた街
- 8 一人あたり、という数字
第十二章 隣とともに
- 1 国境線ができるまで
- 2 条約という紙の積み重ね
- 3 軋んだ時期
- 4 同じ硬貨、別の加盟
- 5 水と電気と、給料の向き
- 6 東へつながる言葉と食べもの
- 7 国際の場に席を持つ
- 8 もう一度、朝の国境へ
第十三章 舞台と音楽
- 1 小さな歌劇場
- 2 冬のオペラの晩
- 3 客を呼ぶ仕掛けとして
- 4 台所と行列の歌
- 5 催しで区切られる一年
- 6 夜に動く荷物
- 7 小ささの利と不利
- 8 誰の財布から出ているか
第十四章 日本とモナコ
- 1 数に出ない関係
- 2 海を埋めた土地の上の庭
- 3 二つの長い記録を突き合わせる
- 4 物差しを合わせる場所
- 5 競技を支える側から
- 6 舞台をめぐる往来
- 7 半日で通り過ぎる街
- 8 細い縁をどう考えるか
第十五章 岩の上の、これから
- 1 住むことの費用
- 2 入れ替わる住民
- 3 若い世代のいるところ
- 4 海が先に変わる
- 5 埋め立てをめぐる二つの言い分
- 6 規則が細かくなるということ
- 7 大きな見出しにならない話
- 8 夕方の、いつもの場所
終章 ふたたび、早朝の港へ
- 1 写る側と、写らない側
- 2 坂の途中の扉
- 3 岩の上へ
- 4 坂の途中の通り
- 5 海のほうの建物
- 6 路面に残る線
- 7 書かないと決めたこと
- 8 ふたたび港へ
実践編A 旅と暮らしの手引き
- 1 着くまでの道
- 2 縦の交通
- 3 歩く場所
- 4 海の博物館と、斜面の庭
- 5 実務と、安全のこと
- 6 季節と、街が変わる週
- 7 服装と、賭博場の決まり
- 8 言葉
実践編B もっと知るために
- 1 ふたつの型
- 2 統計を読むときの作法
- 3 小さな国の主権
- 4 「小さいから語ることが少ない」という前提
- 5 税をめぐる議論への入り方
- 6 地中海という文脈
- 7 言葉と資料
- 8 人の話をどう扱うか
実践編C 日本から関わる
- 1 海の研究という糸
- 2 文化と芸術
- 3 スポーツと、競技を運営する側
- 4 会議と観光
- 5 学び合うということ
- 6 噛み合うところ、噛み合わないところ
- 7 足を運ぶ人のために
- 8 細い糸を切らさないために
参照資料
奥付