イスラエルのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 地中海の光と、エルサレムの石と、安息日の静けさ
- 1 エルサレムの石と祈り
- 2 安息日の静けさ
- 3 二つの故郷への願い
- 4 多彩な人びと
- 5 五人の案内役
- 6 この本の約束
第一章 「怖い国」でも「約束の地」でもなく
- 1 三つの反応
- 2 「怖い国」という像
- 3 「約束の地」という像
- 4 「よく分からない、中東のどこか」という像
- 5 日本の読者への問い
- 6 この本の立場
第二章 イスラエルの人々の一日を歩く
- 1 ノア──海辺のカフェから
- 2 リアット──金曜の台所
- 3 サミール──二つの言葉のあいだ
- 4 久保さん──両側を歩く記者
- 5 音と、安息日へ傾く午後
- 6 この国の一日を歩くなら
- 7 夜の食卓
第三章 多様な民の、台所
- 1 世界じゅうから来た食卓
- 2 ひよこ豆の一皿をめぐって
- 3 ミズラヒの台所
- 4 ダヴィドの食卓
- 5 日本の食卓から見ると
- 6 新しい料理と、キブツの食堂
- 7 サミールの食卓
- 8 市場と、安息日の食卓
第四章 二千年の、旅と、絶滅の淵
- 1 二千年、故郷を持たなかった人々
- 2 「よそ者」であり続けるということ
- 3 追われた者たちの、いくつもの顔
- 4 「うまく溶け込めば、安全になる」という望みも
- 5 運んだのは、恐怖だけではない
- 6 日本には、なかった経験
- 7 一枚のビザが、つないだもの
- 8 そして、絶滅の淵
- 9 「二度と、なすすべなく」
- 10 エルサレムの、記憶の丘
- 11 記憶が、次の物語と交わるところ
- 12 若い世代が、この記憶をどう受け取るか
- 13 忘れないための国
第五章 一九四八年、二つの物語が生まれる
- 1 願いの始まり──ある夢
- 2 記憶の重み──なぜ、これほど切実だったのか
- 3 一枚の紙が、土地を分けた
- 4 一九四八年五月、そして戦争
- 5 二つの物語が、一人の中に
- 6 リアットの家族が、たどり着いた場所
- 7 ノアの世代から見た、一九四八年
- 8 老いたダヴィドが、いま思うこと
- 9 日本の私たちが、この物語から
- 10 旅の途中で
第六章 エルサレムという、ひとつの石
- 1 わずかな距離に、重なり合う聖地
- 2 市場の路地では、みなが隣人
- 3 石の壁の前で──ダヴィドの祈り
- 4 上の、金色のドーム──サミールの、もう一つの祈り
- 5 動かない梯子──聖墳墓教会の、不思議な平和
- 6 「重すぎる街」──ノアの、正直な距離
- 7 なぜ、これほど争われるのか──都の地位
- 8 壁の、こちらとあちら──東エルサレムの、暮らし
- 9 日本の私たちと、聖地
- 10 旅の人へ──この石の前に立つとき
- 11 夕暮れの、石
第七章 テルアビブと、超正統派
- 1 黒い上着の街、ブネイ・ブラク
- 2 なぜ、世俗と信仰は社会の亀裂になるのか
- 3 超正統派の側の理屈
- 4 安息日のエルサレム
- 5 日本の私たちから見て
- 6 ユダヤ人の枠の外から
- 7 旅する人が心に留めたいこと
第八章 市民であり、パレスチナである
- 1 アラブ系の市民とは誰か
- 2 病院の廊下で
- 3 病院の外で待っているもの
- 4 教育という道
- 5 衝突の日々
- 6 投票という参加
- 7 境界の向こうの家族
- 8 ネゲヴのベドウィン
第九章 壁の、内と外
- 1 眠れない夜のこと
- 2 ダヴィドの、二度目
- 3 壁が、生まれるまで
- 4 検問所という、時間
- 5 母の、送り出す朝
- 6 声を、あげる人たち
- 7 「あなたの安全が、私の不自由なら」
- 8 日本の、当たり前
- 9 壁を、どう見るか(旅する人へ、静かに)
- 10 灰色の、答えのなさ
第十章 キブツと、灌漑の知恵
- 1 労働という、祈り
- 2 一滴の水を、根もとへ
- 3 だれの手が、耕したのか
- 4 理想の、その後
- 5 招かれなかった者たちの、畑
- 6 共同で耕すということ――日本の畑から
- 7 一滴の、意味
第十一章 小さな国の、大きな技術
- 1 砂の上に、何もないところから
- 2 軍という、意図せざる学校
- 3 世界を走る、小さな発明たち
- 4 「フツパ」という、無礼のちから
- 5 日本の鏡
- 6 この活気に、加われない人たち
- 7 光を、正直に
第十二章 安息日と、祝祭の食卓
- 1 リアットの台所
- 2 ノアの金曜の夜
- 3 ダヴィドと祝祭の食卓
- 4 にぎやかな祭り
- 5 召集と祝祭の食卓
- 6 アラブ系の市民にとっての休日
- 7 壁の向こうの金曜日
第十三章 テルアビブの、外へ
- 1 ロシア語の街、ベエルシェバ
- 2 ネゲヴのベドウィン
- 3 死海
- 4 北のガリラヤ
- 5 開発の町
- 6 エチオピアから来た人々
- 7 日本の足もとで考える
第十四章 技術と、遠い縁
- 1 エンジニアたちの、共通言語
- 2 荒れ地から生まれた知恵が、遠い国へ
- 3 なぜ、小さな国から技術が生まれるのか——日本という鏡
- 4 商社マンと、キブツと——縁の、古い層
- 5 若い人が、行き来する
- 6 記憶をめぐる、静かな響き合い
- 7 「両方の側と付き合う」という、日本の立ち位置
- 8 遠い国が、学び合えること
第十五章 二つの民の、ひとつの土地
- 1 ダヴィドの、遺したいもの
- 2 ノアの、あきらめと、あきらめきれなさ
- 3 リアットの、台所の哲学
- 4 遺族たちの、部屋
- 5 サミールの、細い橋
- 6 二つの国か、一つの国か――答えの、出ない設計図
- 7 パレスチナの人々の、同じ夢
- 8 日本にとっての、問い
- 9 一本の、オリーブの木
終章 地中海の、夕日
- 1 旅で出会った人びと
- 2 五人目の久保さん
- 3 この旅で見てきたもの
- 4 遠い異国の鏡
- 5 もう一冊のこと
- 6 現在進行形の出来事
- 7 夕陽の防波堤で
実践編A はじめてのイスラエル旅行
- 1 出発の前に──外務省の危険情報と、最新の情勢
- 2 まず、規模で旅を考える
- 3 五人が、それぞれに勧める道
- 4 エルサレム──三つの祈りが、重なる石
- 5 テルアビブ──同じ国の、まるで違う顔
- 6 食べること──市場と、分かち合う皿
- 7 安息日という、街の呼吸
- 8 砂漠へ、北の緑へ
- 9 もう一つの現実に、どう向き合うか
- 10 犯罪と、身の守り方
- 11 実務のこと──ビザ、お金、移動、そして安全
実践編B 暮らす・駐在・関わる
- 1 入国から、在留へ──「まず、最新を確認する」という作法
- 2 届け出と、備え──在外公館・危険情報・警報
- 3 住まいを、探す──高い家賃と、地図の読み方
- 4 暮らしのこまごま──医療、通信、そして物価
- 5 働く──テックの熱と、その裏側
- 6 多様な社会と、付き合う──三つの時計、三つの言葉
- 7 政治の話を、どう扱うか──「自分から、裁かない」
- 8 二つの一冊を、合わせて読む
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 空港と入国の実務
- 3 あいさつ
- 4 安息日
- 5 聖地での作法
- 6 体と食べもの
- 7 緊急のとき
- 8 イスラエルとパレスチナをめぐる話題
参照資料
奥付