ニュージーランドのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ ハカと、羊と、緑の丘
- 1 羊と、緑の丘
- 2 絶景の国
- 3 オーストラリアの隣で
- 4 三つの像の裏側
- 5 一枚めの鏡、二文化
- 6 二枚めの鏡、世界の果ての豊かさ
- 7 五人の案内役
- 8 もう一度、スタジアムへ
第一章 「羊と大自然」だけでは、何も見えない
- 1 一枚目――牧歌の国は、実は「都市の国」だった
- 2 二枚目――絶景の国は、実は「二つの民族の国」だった
- 3 三枚目――「オーストラリアの小さい版」は、実はまったく別の国だった
- 4 三枚を裏返した先に
第二章 ニュージーランド人の一日を歩く
- 1 朝 ―― 鳥と、羊と、コーヒー
- 2 通勤 ―― 海沿いを、山あいを
- 3 仕事 ―― 働くのは、暮らすため
- 4 昼 ―― パイと、サンドイッチと、外の光
- 5 夕方 ―― 早く、帰る
- 6 夜のはじまり ―― 海へ、山へ
- 7 一日の底に流れるもの
第三章 ラムと、ハンギと、世界中の食卓
- 1 羊の国の、羊肉のはなし
- 2 金曜の夜は、フィッシュ・アンド・チップス
- 3 パブロバ論争――お隣の国との、甘いいさかい
- 4 ハンギ――大地の中で蒸す、もうひとつの食文化
- 5 アジアの味、太平洋の味――重なっていく食卓
- 6 海の恵みと、小さな国民食たち
- 7 コーヒーと、ワインと――こだわりの南半球
- 8 日本の食卓から、眺めてみると
- 9 旅する人へ――食卓に招かれたら
第四章 一枚の条約から、始まった
- 1 一枚の紙の前史
- 2 一八四〇年二月、ワイタンギの丘で
- 3 二つの版の食い違い
- 4 土地をめぐる戦争と、その後
- 5 審判所と和解の歩み
- 6 いまも続く議論
- 7 ひとくくりにしないために
- 8 よく聞かれる問い
第五章 奪われかけた言葉が、国の言葉に
- 1 世界の前で、大地を踏み鳴らす
- 2 消えかけていた言葉
- 3 崖っぷちからの、巻き返し
- 4 「キア・オラ」が、あいさつになる
- 5 木に、肌に、刻まれた物語
- 6 集会所という、心の帰る場所
- 7 日本人にとっての、遠い鏡
- 8 光の裏の、消えない影
- 9 旅する人が、心に留めておきたいこと
第六章 いちばん遠い、豊かな国
- 1 針金一本の知恵
- 2 小さな国の人と経済
- 3 遠さを強みに
- 4 海を渡る若者たち
- 5 出ていく人、入ってくる人
- 6 大きな島国と、小さな島国
- 7 「親」から離れて
- 8 旅人が感じる「近さ」
第七章 「ノー」と、言った小国
- 1 帝国の子として生まれて
- 2 太平洋の、私たちの海で
- 3 夜中に、船が沈められた
- 4 アメリカに、ノーと言う
- 5 女たちが、世界で最初に
- 6 理想の国、ではなく
- 7 旅の途中で
第八章 山も、海も、氷河も、火山も
- 1 二つの島に、世界のすべてが
- 2 歩くことが、国民の楽しみ
- 3 徹底して、守る
- 4 揺れる大地――もう一つの顔
- 5 日本と、鏡のように
- 6 旅する人へ――自然のそばで
第九章 二文化の上に、多文化
- 1 二文化という「土台」、多文化という「上の階」
- 2 ネイサンの家族が、海を渡ってきた
- 3 「アジア系」という、ざっくりしすぎた言葉
- 4 太平洋の島々から来た人々――もう一つの、大きな流れ
- 5 二階が、一階を揺らすとき――多文化と二文化の、きしみ
- 6 「モデル・マイノリティ」という、ありがた迷惑
- 7 それでも、混ざっていく――第二世代の、新しい「普通」
- 8 多様な街の、共通の悩み――「買えない家」
- 9 日本という鏡――「単一」を前提にしてきた国から見ると
- 10 「オーストラリアと同じでしょ」への、答え
第十章 針金一本で、なんとかする
- 1 「八番の針金」という、国の合い言葉
- 2 買い替えるより、直すという発想
- 3 「なんとかなるさ」と、物置小屋
- 4 フェア・ゴー──誰にでも、公平な機会を
- 5 トール・ポピー──出る杭は、引き抜かれる
- 6 控えめであることの、心地よさ
- 7 たくましさの、正体
- 8 みんなで、集まる日
- 9 針金だけでは、直せないもの
- 10 旅先で、出会うために
- 11 日本人が、鏡の中に見るもの
第十一章 絶景の国の、買えない家
- 1 家の値段という物差し
- 2 持つ人と、持たない人
- 3 借りて暮らす
- 4 海の向こうへ
- 5 学ぶこと
- 6 ジェンダーと環境
- 7 画面の向こうと、心の健康
- 8 同じ世代のなかの差
第十二章 働くのは、暮らすため
- 1 「働くために生きる」のか、「生きるために働く」のか
- 2 週末は、海か、山か、それとも「バッチ」へ
- 3 「アウトドアが、家のすぐ外にある」
- 4 世界の果てで、小さいことは、悪いことなのか
- 5 あくせくしない暮らしは、どこから来たのか
- 6 「まだ帰らないのか」と「もう帰るのか」
- 7 のんびりの裏側にあるもの――理想化しないために
- 8 大西さんの、静かな問い
第十三章 ラグビーと、アウトドアと、バッチ
- 1 十五人の男が、大地を踏み鳴らす
- 2 週末は、国じゅうがチームになる
- 3 山を、何日も歩く
- 4 冬は雪、夏は海
- 5 バッチ──海辺の、小さな幸せ
- 6 釣り糸を垂れ、キャンプの火を囲む
- 7 一杯のワインと、たくさんの祭り
- 8 マオリの行事──踊りと、言葉と、集うこと
- 9 五人の、それぞれの休日
第十四章 オークランドの外へ
- 1 首都は、いちばん大きな街ではない
- 2 海峡を越えて、南の島へ
- 3 冒険の街と、氷河と、フィヨルド
- 4 揺れた街と、ふたつの東西
- 5 湯気の立つ大地、ロトルア
- 6 羊たちの、広い田舎
- 7 海のむこう、太平洋の島々
- 8 ふたつの世界を、ひとつの国と呼ぶ
第十五章 地震国どうしの、遠い隣人
- 1 揺れる大地の、同胞
- 2 食卓の、深い縁
- 3 人が、行き来する
- 4 同じ、小さな海の国として
- 5 学び合う、二つの島国――「二つが、一つになる」ということ
- 6 学び合う、二つの島国――「小さく、豊かに、自然とともに」
- 7 大西さんの、遠い隣人
終章 二つで、一つになる
- 1 二枚の鏡をふり返る
- 2 美しい物語にしないために
- 3 違う二つが、どうやって
- 4 日本から見る
- 5 五人のその後
- 6 フィヨルドの船の上で
- 7 写真の裏側
実践編A はじめてのニュージーランド旅行
- 1 まず、頭に入れておきたい四つのこと
- 2 規模その一――小さくまとめる旅
- 3 規模その二――中くらいに広げる旅
- 4 規模その三――大きく踏み出す旅
- 5 旅を、豊かにするために――最後の心構え
実践編B 暮らす・移住・ワーキングホリデー
- 1 まず、どの扉から入るか――ビザの見取り図
- 2 住まい――絶景の国の、買えない家
- 3 子どもと、学校――家族で渡るということ
- 4 医療――守られている、けれど、待つ
- 5 お金の話――大西家の、リアルな家計
- 6 アウトドアが、玄関の外にある暮らし
- 7 地震への備え――日本の知恵が、活きる国
- 8 通信、そして、暮らしの手ざわり
- 9 日本と、ニュージーランド――生活感覚の、違い
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金のこと
- 2 言葉のこと
- 3 文化と、人づきあいのこと
- 4 自然と、アウトドアのこと
- 5 困ったとき・緊急のこと
- 6 最後に――ひとつの心得
参照資料
奥付