ルクセンブルクのリアル
万象知楽編集部 / 世界の国のリアル
目次・本書の構成
このシリーズについて
この本について
物語の案内役
本書の構成
プロローグ 渓谷にかかる橋と、要塞と、三つの言葉
- 1 世界でただ一つの、大公国
- 2 姿を変えて、生き延びる
- 3 二つの、薄い像
- 4 五人の道連れ
- 5 言葉を、着替えるように
- 6 旅する人のために
- 7 もう一度、橋の上で
第一章 「EUの小さな国」だけでは、何も見えない
- 1 「小さい」の、その先
- 2 「ただの金融とタックス」の、手前と奥
- 3 三つの言葉と、半分近い外国籍
- 4 旅の入り口は、渓谷の橋
- 5 裏返した三枚のカードの、影
第二章 ルクセンブルクの人々の一日を歩く
- 1 三つの言葉で始まる朝
- 2 国境を越えて来る人たち
- 3 学校へ向かう、小さな足
- 4 鉄の町の、静かな朝
- 5 二つの故郷を生きる
- 6 昼の街──ガラスと石が同居する
- 7 日本から見ると
- 8 反対側から見れば
- 9 旅する人のために
- 10 夕暮れの、それぞれの食卓
第三章 鉄の町の食卓と、川辺のワイン
- 1 燻した豚と、空豆と
- 2 いくつもの故郷が、一つの食卓に
- 3 ふだんの、日々のスープ
- 4 ポテトのパンケーキと、市の匂い
- 5 川の魚と、揚げたての小さな幸せ
- 6 モーゼルの、白ワイン
- 7 分け合うことと、もてなすこと
- 8 労働者の食卓、ということ
- 9 もう一つの食卓――都市と、若い世代
- 10 旅する人へ――食卓を訪ねるなら
- 11 台所の灯
第四章 岩の上の、要塞
- 1 岩の中の、人魚
- 2 大国が、代わる代わる手を伸ばした
- 3 岩をくり抜いた、地下の通路
- 4 日本の城と、函館の五稜郭と
- 5 一八三九年、そして一八六七年
- 6 要塞を、みずから壊す
- 7 中立は、守ってくれたか
- 8 砲眼から見える、いまの谷
第五章 赤い大地の、鉄
- 1 赤い土の下に、眠っていたもの
- 2 鉄の時代は、どれほど輝いていたか
- 3 赤い大地の、暗い年月
- 4 炉の火が、消えていく
- 5 日本の、鉄と石炭の町と
- 6 反対側から見ている人たち
- 7 赤い大地を、歩くなら
- 8 音が変わっても、町は生きている
第六章 ルクセンブルク語と、フランス語と、ドイツ語
- 1 レアの一日、三つの言葉
- 2 三つの言葉になった理由
- 3 占領下の、いちばん奥の砦
- 4 四つめ、五つめの言葉
- 5 英語と、内側の言葉
- 6 方言という、私たちの使い分け
- 7 旅の者へ、ひとことのモイエン
第七章 橋の街と、EUの心臓
- 1 レアと、四つの言葉
- 2 赤い橋の、向こう側
- 3 宮殿らしくない、宮殿
- 4 谷底の町、グルント
- 5 京都と、坂の港町と
- 6 ガラスの建物の、光と影
- 7 同じ夜に、灯る三つの時代
- 8 旅の者として、歩くなら
第八章 姿を変えて、生き延びる
- 1 鉄の国から、金融の国へ
- 2 どうやって生き延びたのか
- 3 ヨーロッパの真ん中に、居場所をつくる
- 4 日本の、鉄と石炭の町
- 5 豊かさについてくるもの
- 6 錆びた塔の下で
第九章 半分が、外から
- 1 マリアの、一日
- 2 トムと、国境の向こうの友
- 3 支える側から、見る
- 4 迎える側から、見る
- 5 日本という、鏡
- 6 ひとかたまりにしない
- 7 旅する人が、出会う場面
- 8 夕方、光の列が帰っていく
第十章 二つの国に、根を張る
- 1 干し鱈と、記憶
- 2 次の世代へ、渡すもの
- 3 支える手は、たいてい
- 4 レアの、もう一つの暮らし
- 5 日本の食卓と、重ねて
- 6 旅の途中で、出会うなら
第十一章 国境のない、世代
- 1 国境のない国の、成り立ち
- 2 日本の若者と、重ねてみる
- 3 自由の、裏側
- 4 金融と、ITと、宇宙と
- 5 そうでない人も、いる
- 6 旅する人が、触れられる場所
- 7 それぞれの帰り道
第十二章 エミシャンの踊りと、収穫の祝い
- 1 白いシャツの、いちばんうしろ
- 2 谷に、火の花が咲く
- 3 羊飼いの市から、観覧車まで
- 4 川辺で、ぶどうを摘む
- 5 持ち寄りの、テーブル
- 6 若い足で、国境を越えて
- 7 日本の祭りと、鏡合わせに
- 8 旅する人へ、祝祭の窓
第十三章 首都の、外へ
- 1 北へ──森と、古い城
- 2 南へ──赤い大地と、鉄の町
- 3 東へ──川と、ワインの村
- 4 旅する者の目に
- 5 際(きわ)で──国境の町
- 6 一枚の絵ではない国
第十四章 鉄と、金融と、小国の知恵
- 1 鉄の糸
- 2 もう一本の、太い糸
- 3 大きな国のはざまで
- 4 一日に四つの言葉
- 5 学び合いの、もう一方の向き
- 6 鉄のかけらの重さ
第十五章 橋は、両岸をつなぐ
- 1 橋の上で
- 2 姿を変えて、生き延びる
- 3 開かれていることの、強さと危うさ
- 4 記憶と、未来と
- 5 日本にとっての、静かな問い
- 6 橋を、歩いてみる
- 7 橋のたもとで
終章 渓谷に、灯がともる
- 1 五人の、同じ夕暮れ
- 2 姿を変える、という一本の糸
- 3 開かれていることの、力と危うさ
- 4 日本に暮らす、私たちのことを
- 5 痛みを、知恵に変えるということ
- 6 灯がともる時刻に、橋の上で
実践編A はじめてのルクセンブルク旅行
- 1 短い旅──首都ルクセンブルク市を歩く
- 2 中くらいの旅──首都の外へ、一歩
- 3 長い旅──いくつもの顔を、腰を据えて巡る
- 4 旅の前に、知っておきたいいくつかのこと
実践編B 暮らす・関わる
- 1 滞在の入り口
- 2 住まいと、その値段
- 3 日々の暮らし
- 4 言葉の選び方
- 5 仕事としての関わり
- 6 移民と越境労働のこと
- 7 二つの大戦の記憶
- 8 旅のなかで見える暮らし
実践編C 実用Q&A・言葉・マナー
- 1 お金と乗り物のこと
- 2 言葉とあいさつのこと
- 3 食卓ともてなしのこと
- 4 写真と、体と、困ったときのこと
- 5 国境を越えて動くこと
- 6 敬意をもって知る、ということ
参照資料
奥付