専門用語リスト
Glossary
各章の専門用語を、章の順に並べています。
第1章:マーケティングとは
- マーケティング / marketing:顧客にとって価値のある商品を考え、届け、よい関係を続ける活動です。
- 顧客 / customer:商品を買う人や会社、または買ってほしい相手です。
- 消費者 / consumer:商品を買って使う人です。
- ニーズ / needs:人が「足りない」「こうしたい」と感じている状態です。例:おなかがすいた。
- ウォンツ / wants:ニーズを満たす、具体的なものへの「ほしい」です。例:カレー弁当が食べたい。
- 価値 / value:顧客が商品から得るよいことと、払うお金や時間を比べて感じる「よさ」です。
- 市場 / market:ある商品を買う人や、買う可能性がある人の集まりです。
- 競合 / competitor:同じ顧客をねらい、同じニーズにこたえる、ほかの会社や商品です。
- STP分析 / STP analysis:市場を分け、ねらう相手を選び、商品の位置を決める考え方です。
- 4P / 4Ps:製品(Product)=何を売るか、価格(Price)=いくらで売るか、流通(Place)=どこで売るか、プロモーション(Promotion)=どう伝えるか。
- 4C / 4Cs:顧客にとっての価値(Customer value)、顧客の負担(Cost)、便利さ(Convenience)、コミュニケーション(Communication)。4Pを顧客の側から見たもの。
第2章:環境を分析する
- 環境分析 / environment analysis:会社の外と内の様子を調べて、整理することです。
- PEST / PEST analysis:政治(Politics)・経済(Economy)・社会(Society)・技術(Technology)の四つから、外の大きな変化を見る方法です。
- トレンド / trend:ある期間に続いて見える変化です。
- 3C / three Cs:顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)の三つを見る方法です。
- 自社 / company:調べる対象の店や会社です。
- SWOT / SWOT analysis:強み・弱み・機会・脅威の四つで整理する方法です。強み=目標に役立つ内側の特徴。弱み=目標のじゃまになる内側の特徴。機会=役に立つ外の変化。脅威=じゃまになる外の変化。
- 強み / strength:目標に役立つ内側の特徴。
- 弱み / weakness:目標のじゃまになる内側の特徴。
- 機会 / opportunity:役に立つ外の変化。
- 脅威 / threat:じゃまになる外の変化。
第3章:調べる・データを読む
- 市場調査 / market research:市場や消費者について調べることです。
- 一次データ / primary data:自分の目的のために、自分で集めるデータです。
- 二次データ / secondary data:ほかの人が、ほかの目的で集めたデータです。
- 仮説 / hypothesis:調べる前に考える「たぶん、こうだろう」という答えの案です。
- アンケート / questionnaire:多くの人に同じ質問をし、答えを集める方法です。
- 観察 / observation:人や物の動きを見て、決めた方法で記録することです。
- インタビュー / interview:人に質問し、話を聞いて情報を集める方法です。
- 集計 / tabulation:答えを数え、分かりやすく整理することです。
- 平均 / average:数の合計を、数の個数で割った値です。
- 割合 / proportion:全体の中で、ある部分がどのくらいかを表す数です。%で表すこともあります。
- 個人情報 / personal information:生きている人を見分ける情報です。
- 同意 / consent:説明を受けて、よいと認めることです。
第4章:消費者の行動
- 消費者行動 / consumer behavior:消費者が商品を選び、買い、使う行動です。
- 購買決定プロセス / buyer decision process:買うまでの流れです。問題に気づく→情報を探す→比べる→買う→買った後に評価する。
- 動機 / motivation:人が行動を始める理由や力です。
- 口コミ / word of mouth:人から人へ伝わる商品や店の話です。
- レビュー / review:商品や店を使った人の感想です。
- 衝動買い / impulse buying:買う予定がなかった物を、すぐ買うことです。
- リピーター / repeat customer:同じ店や商品を何度も選ぶ人です。
- 顧客満足 / customer satisfaction:買う前の期待と、買った後の経験を比べた評価です。
- CRM / customer relationship management:顧客との関係を作り、保つ取り組みです。
第5章:だれに売るか(STP)
- セグメンテーション / segmentation:市場を、似たニーズを持つグループに分けることです。
- セグメント / segment:市場を分けたときにできる一つのグループです。
- ターゲティング / targeting:分けたグループから、ねらう相手を選ぶことです。
- ターゲット / target:商品を主に届けたい相手です。
- ポジショニング / positioning:顧客の心の中で、競合と比べて自社の商品がどんな位置にあるかを決めることです。
- 差別化 / differentiation:競合とちがう、顧客にとって価値のある点を作ることです。
- ポジショニングマップ / positioning map:二つの見方で商品や店の位置を表す図です。
- ペルソナ / persona:ねらう相手の特徴を、具体的な人物のようにまとめたものです。
第6章:商品・サービス・ブランド
- 商品 / product:顧客に価値を届ける物やサービスです。
- 便益 / benefit:顧客が商品から得るよいことです。
- サービス / service:行動や体験を通じて届く商品です。
- 品質 / quality:商品が、顧客の求めることにどのくらい合っているかです。
- 新商品開発 / new product development:新しい商品を考え、形にすることです。
- 商品コンセプト / product concept:商品の案を短く表した文です。「だれに、何を、どう役立てるか」をまとめます。
- ブランド / brand:商品や企業をほかと分ける名前や印です。たとえば、商品についた名前やマークです。
- ネーミング / naming:商品や店に名前を付けることです。
- パッケージ / package:商品を包む物や容器です。
- 製品ライフサイクル / product life cycle:商品が売られ始めてから売られなくなるまでの流れです。導入期・成長期・成熟期・衰退期の四つに分けます。
第7章:価格を決める
- 価格 / price:商品を買うときに払う金額です。
- 売価 / selling price:商品を売る価格です。
- 原価 / cost:商品を作ったり仕入れたりするのにかかるお金です。
- 粗利益 / gross profit:売上から原価を引いたお金です。
- 粗利益率 / gross profit margin:粗利益を売上で割った割合です。
- 原価率 / cost ratio:原価を売上(売る価格)で割った割合です。
- コストプラス法 / cost-plus pricing:原価に、ほしい利益を足して価格を決める方法です。
- 競合を見た価格の決め方 / competition-based pricing:競合の価格を見て、自社の価格を決める方法です。
- 価値から決める価格 / value-based pricing:顧客が感じる価値から、価格を決める方法です。
- 値ごろ感 / price perception:顧客が買いやすいと感じる価格です。
- 競合価格 / competitors' prices:競合する商品の値段です。
- 割引 / discount:通常の価格より安く売ることです。
- セット価格 / bundle pricing:ちがう商品を組み合わせて、まとめた価格にすることです。例:弁当と飲み物で〇円。
- 固定費 / fixed cost:売る数が変わっても大きく変わらない費用です。
- 変動費 / variable cost:売る数に合わせて変わる費用です。
- 損益分岐点 / break-even point:売上と費用が同じになり、利益も損も出ない点です。
第8章:どこで売るか(流通チャネル)
- 流通 / distribution:商品を作り手から消費者へ届ける活動の全体です。売買の流れと物流があります。
- 物流 / logistics:商品を保管し、運ぶ活動です。
- チャネル / channel:商品が作り手から顧客へ届くまでの、売買の道です。
- 卸売 / wholesaling:商品をまとめて仕入れ、店などへ売ることです。
- 小売 / retailing:商品を消費者へ売ることです。
- 店頭販売 / in-store selling:店で商品を売る方法です。
- EC / electronic commerce:ネット上で行う売買です。
- モール型EC / online mall:多くの売り手が店を出す、ネット上の大きな売り場です。
- 直販 / direct-to-consumer sales (D2C):作り手が消費者へ直接売ることです。
- チャネルの長さ / channel length:作り手と消費者の間に入る会社(卸売・小売など)の数です。直販は、間に入る会社がない形です。
- オムニチャネル / omnichannel:店やネットをつなぎ、買う人がどの道でも買いやすくする売り方です。
第9章:どう伝えるか(プロモーション)
- プロモーション / promotion:商品のことを顧客に伝え、買ってもらうための活動の全体です。
- 広告 / advertising:お金を払って、媒体で商品を伝えることです。
- 販売促進 / sales promotion:買うきっかけを作る活動です。例:クーポン、試食、ポイント。
- PR / public relations:会社や商品について、社会とよい関係を作る活動です。
- 媒体 / medium:情報を伝える場所や方法です。
- 人による販売(人的販売) / personal selling:人が相手の質問を聞き、商品を説明する方法です。
- SNS / social networking service:情報を見たり交流したりするサービスです。
- デジタル広告 / digital advertising:インターネット上に出す広告です。
- インフルエンサー / influencer:発信で人に影響を与える人です。
- 効果測定 / measuring effectiveness:プロモーションの結果を数字で確かめることです。
- 景品表示法 / Act against Unjustifiable Premiums and Misleading Representations:品質を実際より著しく良く、値段などの条件を実際より著しく得に見せる表示を禁止する法律です。
- ステルスマーケティング / stealth marketing:広告なのに、広告だと分からない表示です。
- 優良誤認 / misleading representation of quality:品質などを、実際より著しく良く見せる表示です。
- 有利誤認 / misleading representation of advantages:値段などの条件を、実際より著しく得に見せる表示です。
第10章:マーケティング計画を作る
- マーケティング計画書 / marketing plan:売り方を書く文書です。
- 目標 / objective:計画で目指す結果を、数えられる形にしたものです。
- 根拠 / evidence:判断を支える情報です。
- スケジュール / schedule:活動の順と日を決めた表です。
- 予算 / budget:使うお金の計画です。
- KPI / key performance indicator:目標に向かって進んでいるかを見るための数字です。
- プレゼンテーション / presentation:考えを人に伝える発表です。
- 質疑応答 / questions and answers:質問と答えのやり取りです。