練習問題の答えと解説
Practice Questions: Answers and Notes
第1章 練習問題の答えと解説
- 正解:ア。経営は、目的をもつ組織が限られた資源を使い、価値を生み出し続けることです。
- 正解:イ。章では、ヒト・モノ・カネに情報を加えた四つの資源を示しています。
- 正解:イ。経営学は、状況の説明、改善の検討、実務で使う方法を助けます。
- 正解:ア。組織論では、内部を整え、人々が貢献しやすい環境をつくります。
- 正解:エ。情報資源には、マーケティング、IT、データ分析などがあります。
- 正解例:大学は学びの場を提供します。教員や教室、学費などを使い、学生の学びを支えます。
- 正解例:地域の店が、オンライン注文の増加に合わせて、注文の受け取り方法を見直しました。
- 話し合いのポイント:組織の目的と、ヒト・モノ・カネ・情報の例を挙げます。外部環境の変化に合わせた内部の見直しも考えます。
第2章 練習問題の答えと解説
確認問題
正解:イ 組織は、二人以上の人々が共通の目的に向かって協力し、活動を調整する仕組みです。
正解:ア バーナードは、共通の目的、協力しようとする意思、意思疎通を協働に必要な要素と考えました。
正解:ウ 作業を専門に担当すると、その仕事に慣れて上手になり、時間や労力のむだが減ります。
正解:ア ビジョンは、組織が目指す将来の理想の姿です。メンバーが仕事の優先順位を考える手がかりにもなります。
正解:イ 内発的動機は、仕事そのものへの興味や、やりがいから生まれます。
考えよう
正解例:大学のゼミは、いっしょに学び、研究することを目的にしています。私は資料を調べ、ほかのメンバーは発表や分析を担当しました。
正解例:私の国の地域団体は、地域の人を助けることを目指しています。人を大切にする文化があり、メンバーは困っている人に自分から声をかけます。
グループで話そう
- 話し合いのポイント:それぞれの得意なことや経験を聞き、役割を決めます。全員が参加でき、仕事を通じて新しい知識も身につけられる分け方を考えましょう。
第3章 練習問題の答えと解説
確認問題
正解:イ 自分に合う仕事では達成感を得やすくなり、満足度が高まる場合があります。生産性の向上も期待できますが、必ずそうなるとは限りません。
正解:イ 職務の明確化では、仕事の内容や責任、必要な能力を明らかにします。職務記述書や職務仕様書を作る方法があります。
正解:ウ MBTIは選好を考え、自己理解を深めるための参考です。能力を測ったり、採用や配置を決めたりするものではありません。
正解:ア 給与や労働条件は衛生要因です。問題があると不満につながることがあります。動機づけ要因には達成感や成長の機会などがあります。
正解:ウ 自己決定理論の基本的心理欲求は、自律性・有能感・関係性です。有能感は、自分の力を発揮して課題に対処できる感覚です。
考えよう
正解の例:人と話すことが得意です。店でお客様の希望を聞く仕事に活かせそうです。 解説:自分の能力や興味を、仕事の内容や必要な力と結びつけます。答えは人によって異なります。
正解の例:勉強のテーマを自分で選べたとき、学ぶ意欲が高まりました。自分で選ぶ機会が自律性を支えたと思います。 解説:経験の中で役立った環境や関わりを考えます。自律性・有能感・関係性や、他の理論とつなげて説明します。答えは人によって異なります。
グループで話そう
- 話し合いのポイント:仕事に必要な技能や経験を確認し、本人の希望も聞きます。MBTIを使う場合は、自己理解や対話の参考にとどめ、タイプだけで役割を決めないようにします。やる気を支える工夫として、選ぶ機会、適切な助言、相談できる関係などを話し合いましょう。
第4章 練習問題の答えと解説
- 正解:イ。職能別組織は、営業・生産・開発などの機能ごとに部門を分けます。
- 正解:ウ。事業部は同じ会社の中にあり、製品・地域・顧客などで分かれて損益責任を持ちます。
- 正解:ア。マトリクス組織は、機能と製品・地域・プロジェクトなどの二つの軸で管理します。
- 正解:ア。権限委譲では、意思決定の範囲を明らかにし、情報・人材・時間を用意して支援します。
- 正解:ア。DXで情報を共有するときは、権限やアクセス制御、セキュリティも合わせて設計します。
- 正解の例:私の国の会社では、営業・生産・人事に部門が分かれています。これは職能別組織の例です。国や組織によって、事業部制などの例も考えられます。
- 正解の例:チームの予定と進み具合を共有し、担当者が決められる範囲を決めると仕事を進めやすいです。経験した場面に合わせて答えます。
- 話し合いのポイント:地域の変化にすばやく対応するには、地域ごとの事業部が役立つ場合があります。一方、物流やITなど共通する機能を会社全体で共有する方法も話し合います。
第5章 練習問題の答えと解説
確認問題
正解:ア
戦略は、目標を達成し、競争するための方向と行動の組み合わせです。何を行い、何を行わないかを選びます。正解:イ
全社戦略では、会社がどの事業分野で活動するかを決めます。各事業の競争方法は事業戦略で考えます。正解:イ
機会は外部環境のプラスの要素です。市場の成長や新しい技術の活用などが例です。正解:イ
五つの力が強いと、競争や価格への圧力が強まり、業界全体で利益を得にくくなる傾向があります。正解:ウ
集中戦略は、特定の顧客や市場に資源を集め、その対象の希望に応える戦略です。
考えよう
正解の例:近所の店は、店員が親切なところが強みです。質問に丁寧に答えてもらい、また利用したいと思いました。
解説:自分が利用した経験をもとに、商品、サービス、立地などの強みを説明します。なぜそれが顧客にとって価値になるのかも考えます。正解の例:私の地域では、スマートフォンで支払う人が増えました。新しい決済方法を導入する会社には機会になりそうです。
解説:社会や技術などの変化が、会社の顧客や活動にどう影響するかを考えます。同じ変化でも、会社によって機会にも脅威にもなります。
グループで話そう
- 正解の例:学生が多い地域のカフェなら、勉強しやすい席と手ごろな飲み物を用意します。学生に対象をしぼる集中戦略を使い、学習しやすさで違いを作ります。
話し合いのポイント:顧客が望む価値、会社の強み、必要な活動を出し合います。意見を比べ、選んだ基本戦略とその理由をまとめます。
第6章 練習問題の答えと解説
- 正解:イ。マーケティングは広告や販売だけではなく、顧客を理解して価値を届け、関係を築く活動全体です。
- 正解:ウ。STPは市場を分け、対象を選び、顧客にとっての位置づけを決める順です。
- 正解:エ。価値観やライフスタイルは、顧客の内面に関わる心理的変数です。
- 正解:イ。4PのPriceは価格です。顧客が製品やサービスに対して支払うお金を指します。
- 正解:ア。4Cでは価格を顧客側から見て、購入にかかる時間や手間も含む総負担として考えます。
- 正解の例:私は通学で使う軽いかばんを選びます。荷物を持って歩く負担を小さくしたいというニーズに応えています。自分の経験に合わせて答えます。
- 正解の例:私の国では、飲食店の写真や口コミを見て店を選ぶ人がいます。実際の利用者の情報が、店の雰囲気や料理を知る助けになります。地域の例に合わせて答えます。
- 話し合いのポイント:留学生の食事のニーズを考え、商品、価格、場所、知らせ方を組み合わせます。たとえば、母国の料理を手ごろな価格で提供し、学校の近くに店を置いてSNSで知らせる案があります。
第7章 練習問題の答えと解説
確認問題
正解:ア 人事には、採用・配置・育成・人事評価・報酬の流れがあります。
正解:イ 人的資本経営では、人材を価値を生み出す資本として考え、能力や知識を高めるために投資します。
正解:ア OJTは、実際の仕事を通じて上司や先輩が指導・支援する方法です。
正解:イ ワーク・エンゲージメントは、仕事への活力・熱意・没頭を指します。組織への愛着などを指す組織コミットメントとは区別します。
正解:ア 章では、法定労働時間は原則として1日8時間・週40時間と説明しています。超えて働かせるには、原則として労使協定を結び、届け出ます。
考えよう
正解の例:アルバイト先で、先輩に仕事を教えてもらいました。実際の仕事をしながら学んだので、OJTに近いです。 解説:受けた指導や研修の内容を思い出し、章で学んだ育成方法と結びつけます。
正解の例:私の国では、会社が健康診断を行うことがあります。病気を早く見つけ、安心して働くことにつながります。 解説:安全衛生や福利厚生など、働く人を支える制度を一つ選び、その役割を説明します。
グループで話そう
- 正解の例:若手社員と定期的に面談し、研修やキャリアの希望を聞きます。評価の基準を公開し、安心して相談できる環境も整えます。 話し合いのポイント:評価・育成・報酬・職場環境の中から、若手社員の希望に合う工夫を考えます。実施する人や時期も話し合うと、案が具体的になります。
第8章 練習問題の答えと解説
- 正解:イ。生産管理は、インプットを製品やサービスに変えるプロセスを計画・実行・管理することです。
- 正解:ウ。QCDのDはDeliveryの頭文字で、約束した日と数量に届ける納期を表します。
- 正解:ア。品質保証は、求められた品質を満たすことを組織として約束する活動です。
- 正解:イ。後の工程の必要に合わせ、必要なものを必要なときに必要なだけ生産・運搬します。
- 正解:イ。SCMは、原材料の調達から生産、販売、顧客への配送までを関係する組織と管理します。
- 正解の例:注文した料理が早く届き、値段も手ごろで、味も期待どおりだった経験があります。品質・原価・納期のバランスが大切だと分かりました。
- 正解の例:近所の店では、販売データを使って商品の発注量を決めています。国や地域、業種によって別の例も考えられます。
- 話し合いのポイント:待ち時間や運搬、在庫などのムダを見つけ、利用者や働く人への影響を考えます。品質・原価・納期のどれにどう影響するか、改善後に別の問題が起きないかも話します。
第9章 練習問題の答えと解説
確認問題
- 正解:イ 尊敬語は、相手の動作を高めて伝える敬語です。
- 正解:ア 報告では、まず結論を伝え、その後に理由や詳しい情報を説明します。
- 正解:イ 議事録には、話し合ったことや決定事項、次にすることを書きます。
- 正解:ア アルバイトを始める前に、許可の内容と働ける時間を確認します。
- 正解:イ 自己分析と企業研究を行い、応募や面接へ進みます。時期や方法は企業で違います。
考えよう
- 正解:例 例:私の国では、職場で会った人にあいさつをします。時間を守る点は日本と同じですが、何分前に着くかは職場で違います。
- 正解:例 例:「資料に必要なデータが足りず、完成が遅れています。今日中に確認をお願いできますか」と、状況と必要な助けを伝えます。
グループで話そう
- 正解:話し合いのポイント 働く前に労働条件や資格外活動許可を確認すること、困ったときの相談先を知ることなどを話します。大学や公的な窓口をどう使うか、理由とともに意見を出しましょう。